ストーリだけじゃない
ハイキューは高校バレーボールを題材にした漫画で、アニメ化・舞台化もされています。
まず、最初にお勧めしたいのはストーリーです。主人公「日向」は中学のころ、一人で男子バレー部に所属していました。三年生になってやっと新入部員が入り、はじめて公式試合に出ることができました。第一試合で、県内トップクラスの学校と当たり、試合には負けてしまいます。しかし、驚異的な運動能力とジャンプ力を発揮し、相手を精神的に追い詰めました。試合終わりには、相手選手の「影山」に素晴らしい運動能力があるのに何をやっていたんだ、といわれてしまいます。その悔しさをもとに高校に入学し、男子バレー部に入ります。そこで出会ったのが、同じく男子バレー部に入部しようとしていた影山です。二人が出会い、ケンカしながらも日本一を目指して頑張る姿は読んでいるこちらも、頑張ろうと思います。
次に、キャラクター達です。ハイキューは、烏野高校だけでなく、たくさんの学校が出てきます。その分たくさんのキャラクターが出てくるのですが、たくさんいるにもかかわらず、一人一人がとても魅力的です。一人好きなキャラクターを決め手といわれても決めきれないくらいです。読む際にはぜひキャラクター一人一人にも注目してみてください。
三つ目は、漫画のコマ割りです。普通にコマ割りをするのではなく、効果音などの直線部分を使ってコマ割りをしています。また、効果音の書き方も、一つのリボンで書くなどとても遊び心があり、見ていて楽しいです。読む際、ぜひ細かい部分まで注目してみてください。