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漫画家を目指す少年たちが全力で夢に向かって駆け抜ける熱いストーリー
15歳で漫画家を目指し、真白と高木の2人で1つの作品を作り上げていくお話。
15歳ながら、たくさんの壁にぶち当たっても互いに切瑳琢磨しながら目標に向かって進んでいく2人を見ていると、いつの間にか感情移入してしまいます。
まるでいつもそばで応援していたかのような感情になり、漫画の連載が決定した時は特に嬉しくなりました。
編集部サイドの雰囲気も作中に盛り込まれていて、現実でもこんなに長い時間と労力と道のりを経て、ヒット作が世に生み出されているのだな、とアニメファンとしても感動しました。
一方、この漫画には恋愛要素も含まれています。
1話の序盤で真白の片思いだったはずなのに、1話終盤で結婚の約束をしていたのは正直驚きました。
現実味が全くない話の展開に最初は戸惑いましたが、漫画を作り上げていくストーリーに感情移入してしまうので、それはそれこれはこれといった感じで捉えると良いと思います。
主人公の片割れ高木は王道の恋愛をしてくれたので安心できました。
ストーリーのほとんどは漫画家になる2人の話になるので、恋愛要素も少し組み込まれているんだな、と軽い感じで見ていただけたら良いと思います。
現実世界ではこんなスムーズに進めるわけないのですが、自分にも何かできるかもしれない!チャレンジしたい!と勇気をもらえるアニメです。