五条が夏油に最後に言った言葉とは、五条と夏油の青い春
0巻の最後、これまで言えなかった本音を語り合い、夏油に五条がとどめを刺すシーン。
五条が最後に夏油に何かを言っている描写があります。
それを聞いた夏油は、最後ぐらい呪いの言葉を吐けよと、笑いながら五条に殺されたのですが、五条は夏油に何を言ったのでしょうか?
作者の芥見先生曰く、このときの五条の言葉は0巻の中で言っているらしいんです。
おそらくは「僕の親友だよたった1人のね」ではないでしょうか。
呪詛師てなった夏油を五条は最後までたった1人の親友と言い切り、夏油も気の抜けた笑顔をみせて殺されていったのではないでしょうか。
学生時代の五条は夏油に一人称は俺はやめた方がいいと1度注意されたことがあります。
当時の五条は聞く耳を持ちませんでしたが、夏油が闇堕ちしてからの一人称は僕に変わっているのです。
礼儀をフォローしてくれた夏油がいなくなったことが、五条の心境に大きな変化をもたらしたのでしょう。
しかし、夏油がいなくなってから、1度だけ自分のことを俺と表現したことがあります。
それは90話で偽夏油(けんじゃく)と初対面した時です。
生きているはずのない親友が目の前に現れたことで、六眼では夏油傑と認識しつちもだが俺の魂がそれを否定してんだよと叫ぶのです。
このときは一瞬だけ、あの3年間の青い春の頃に戻ったのかもしれません。