隠されていた真実
このゲームが発売されたのはもう8年にも前になるが、今でも印象に残っている。
最初は荒れ果てた都市からスタートし、少しプレイしたら場面が一転し片田舎から始まり、
少年からスタートする。
病気を患っている妹のため仕事し、稼いで日々を暮らす…ここまでなら普通のゲームである。
しかしこの作品に出てくる敵はほとんど黒い靄の掛かった小さな獣や人型のような姿をしている。
時折何かを話していたりなど少々不気味な敵だと思いつつ進めていた。
進めて行くにつれて中も仲間も増えていくが、これもまた癖のある仲間ばかりだ。
本、怒るとすごく口の悪くなる女性、マスコットのような怪物のような少年とバラエティー溢れている。
この仲間たちを見ただけでもはや王道のストーリーではないと感付いた。
ではどうなっていくのか、楽しみながらやっていくといつの間にかクリア。
だが何か納得しないと思いつつEDが終わると2週目があった。
しかも少年時代からではなく途中から始まる青年からスタートできるようになっていた。
とりあえずまたやっていこうとプレイしてみると、「え?」と一人で声を出してしまった。
今まで不気味としか思っていなかった敵の話し声分かるようになっていたのだ。
ボス限定であるが、そのボス一体一体に思いがあり、何故戦っているかなど、
1週目ではふーんとしか思わなかったことが、2週目では「本当かよ…」となっていた。
周回を行うごとに分かる真実が楽しく無我夢中でプレイし、いつの間にか5週目をクリアしたら…
ここ先はプレイしていない人は是非ともやって欲しい。
多分だが、今まで体験したことがないことが起こる。