大人も充分に楽しめるエンターテイメント
流行に乗りレイトショーで見てきました、「名探偵コナン ゼロの執行人」。
驚いたのはレイトショーにも関わらずほとんどの席が埋まっていること。それも女性、女性、女性の嵐!非常に楽しそうな様子でロビーがいつもより華やかに感じました。
男性も若干数いるものの、どこか肩身が狭そうな雰囲気です。勢いに押されて、ほとんど詳しい設定を知らない私もワクワクしながら映画を見ました。
脚本がドラマ「相棒」を担当されている方だそうで、納得の重厚感。
アクションやトリック、落ちてくる衛星の回避方法などには確かに子供向けのエンターテイメント的部分もありましたが、公安、検視、検察、警察庁、検察庁などなど…専門用語が飛び交うこの内容、逆に子供には理解できるのか、この仕組みが、この複雑な感情が!
楽しく視聴しながらもそんなことにハラハラしてしまいました。
そして評判通り、主役キャラである安室さんの恰好良いことといったら、女性が憧れる理想像そのもの、といったヒーローぶりで、日本中が「安室の女」に納得出来ました。
ちなみに映画視聴後、前の席に座っていたカップルの男性が「俺は法学部だから良くわかるけど、普通の人にはこんなの絶対わからない!俺はわかるけどね!」と自慢気に繰り返すも、彼女は「キーホルダー買わなきゃ…」とすっかり安室さんの女になっているという、なんとも複雑な場面を見ることが出来ました。安室さんが100億の男になるのを応援したいと思います。