久々にハマったダークなアニメ
この作品の何が面白いかというと、『呪術』という重苦しいテーマ。
その何処か薄暗いテーマと、この世ならざるものたちとの戦いというストーリーの組み合わせがヒットの理由の1つなのだと思います。
また、呪術廻戦が面白い理由の1つに主人公である虎杖の正体が純粋な人間なのかわからない、こと。
根っからの善人で、明るく前向きな彼ですが、驚異的な身体能力を誇り、呪術高専に入る前は至ってどこにでもいる普通の高校生だったにも関わらず、第1話での呪霊との対戦でも呪術を一切扱えなかったのに素手で敵を殴っていました。
また、彼と関わった人間には虎杖とは一切関わりがなかったとしても、虎杖と親しかった記憶を持つようになるのです。
「敵」は呪霊のはずなのですが、主人公であるはずの虎杖でさえも信用していいのかどうかわからない呪術廻戦、目が離せません。