好みが分かれる
絶賛の声が多く聞かれる話題作とのことでしたが、個人的には期待ほどではなかったなという感じです。
映画のかなりの部分を占めるミュージカル。その部分が好きな人はかなりおすすめの作品です。一方で、ミュージカルあまりなじみのない人や、興味のない人にとっては退屈になってしまうと思います。
映画館に行ってもちらほら寝てしまっている人も見受けられました。
内容に関してはぐっとくる部分もありました。主演のライアン・ゴズリングとエマ・ストーンが務める二人の恋の動きにも目が離せないし、その中で、お互いに自分の夢に苦難にぶち当たりながら追いかけるリアルな日々を描いています。ライアン・ゴズリング演じるセブはピアニストで、歴史ある店が売れないジャズを諦める現状を嘆いて古き良きジャズを愛でる自分の店を持つことを考えていました。しかし、周りからは反対され、安定した職業に就くようにいわれることもありました。
エマ・ストーン演じるミアは女優の卵で、いくつものオーディションを受け続けるけるものの、落ちてばかりの繰り返し。自分には女優の才能がないとまで嘆くようになりました。
この二人の恋の模様とどこまでも諦めない姿勢に心打たれました。そして、本当に自分が幸せだと思う道に迷いなく進む力強さをもらいました。