リメイクブームはいつまでか?
アニメや漫画のリメイク作品というのは過去いくつもあったが、昨年にあのジャンプ黄金期に連載されていたマンガ「ダイの大冒険」の再アニメ化が行われた。
2010年ころから、過去に終了したアニメや漫画のリメイク作品が作られてきたが、この「ダイの大冒険は」連載当時にもアニメは作られいたが、残念ながら放送枠が1年と決まっていたため、途中終了となってしまっていた。
今回のアニメ化に当たっては、既に連載が終了している作品であるため、そのような心配はなく、以前は物語の序盤終了あたりで終わっていたものがついに最後までアニメで描かれるのかと、かなりの期待感はあった。
とはいえ、リメイク作品には付き物ではあるが、その時の技術や作画で描かれるため、どうしてもそんなに良い印象がなかったりする。そうはいっても、当時のアニメもそんなに良い出来ではなかった方なので、逆に今作られるならある程度の水準になるかもしれないという期待はある。
結果を言ってしまうと、原作を知っているならあまり見ない方が良いのではという気がする。普段あまりアニメを見ない人であればそんなに気にならないかもしれないが、有体に言ってしまえばツマラナイ。話を知っているから、というのももちろんだが、映像作品として特に目を見張るものがなく、おそらくだがダイ世代のスタッフなどがほぼいないのではないのだろうかと感じてしまうような演出が随所にみられる。後は放送時間だろうか、土曜の朝という時間帯、有名玩具メーカーがスポンサーとうのも影響していたりする気がする。
グダグダ書いたが、「ダイの大冒険」に興味はあったけど知る機会に恵まれなかったという方はこれを機に視聴するのはオススメする。出来ればそこから原作に入って欲しいと思う。ついでに旧アニメと比較するのもいいかもしれない。世代を超えて通じるものが必ずあるはずなので。