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母親がひどいように映っているけど
親には言えないことが妹には言える、そういうこともあると思います。アナはあの幼さで姉の秘密をかかえ、親と戦ってすごいし、とてもつらかっただろうなと思います。お母さんがしていることは、表面上だけだとかなりひどいと思えます。もう、手術は嫌だ、私は健康なのにといっている子どもに手術を強要しているのですから。でも、もう一人の娘が死にかけてるってなったら、そういうこともしちゃうかもしれません。それにちょっと頭に血が上りすぎていて、あとから考えるとひどいことしたと後悔しているのかもです。アナは今回のことだけじゃなく、いつも両親を姉にとられていてたんじゃないかなとも思えたし、病気の子供、その兄弟児のことがよく伝わる映画でした。真相はとても悲しく切ないものでしたが、最後にお母さんもケイトの気持ちがわかったのかなと思うと、それはよかったことなのかもなあとも思います。ケイトと男の子との淡い恋も素敵でした。病気だからといって、青春真っ只中です。恋もしたいでしょう。恋してくれてうれしいけど、心配みたいな親の気持ちも伝わってきました。アナ役のアビゲイルは、リトル・ミス・サンシャインのときから大好きな役者さんです。今回の演技もすごいなと思いました。