幻想水滸伝V

幻想水滸伝V

『幻想水滸伝V』は、コナミより2006年2月23日に発売されたPlayStation 2用RPG作品である。『幻想水滸伝シリーズ』の第5作目。キャッチコピーは「すべてを、奪還する。」。前作『幻想水滸伝IV』と同様に、セーブデータを引き継いで繰り返しプレイする周回制を採用している。2006年12月7日に廉価版である「PlayStation 2 the Best」としても発売された。

sionのレビュー・評価・感想

幻想水滸伝V
7

幻想水滸伝5を何周もやってみて

幻水基本シリーズ5つの中では、総合的には良い方。

★良い点
・「お金」「共有アイテム」「共有スキルポイント」「倉庫アイテム」を次周に持ち越せること
・ストーリーは長め
・戦闘シーンでのキャラごとの個性的な動き
・サポートメンバーに紋章師や鍛冶屋も入れられる
・瞬きの紋章片で、パーティーに入れていないキャラに交代できる
・キャラ声あり

★悪い点
・ソフトリセット不可
・ムービースキップ不可
・1MAP画面切り替わるだけで、ロード時間長すぎ
・戦闘パーティー人数が、折角6人に戻ったというのに、リオンがほぼほぼ固定で付いてまわる点
(リオンに限らず、同じキャラでの固定メンバーが入ること多い)
・宝箱を開ける時に、ほぼほぼセットで付いてまわる「リオン」に話しかけてしまう状態になる点
・プレイヤーに何を思わせたいのかってくらい、萌えを狙っている件
・エレベーターが使えるようになるのが遅い(シリーズ比較)
・重要キャラが死ぬルートを選択時、エンディングでのそのキャラの扱いが全く無い件
・何もないのに、ひたすら梯子を登ってる時間の無駄
・軍師があっさりすぎて深みがない

★要望的な感想
・各キャラのスキルポイントを上限まで上げるのには、死ぬほどのポイントが必要なのだから、上げたスキルも引き継ぎできてほしかった。そうしたら、色んなキャラが使えるのに。『108人もいるのだから』
・リオンやら、遺跡関係キャラやら、同じキャラが何度も固定にならなくても…。『108人もいるのだから』
・ストーリーは長いんだから、ムービースキップできないだとか、いちいちロード長いとか、何もない梯子をひたすら~とか、そんな時間稼ぎしなくたっていいのに。

★その他感想
・総評として、「色々地味にツヴァイク先生のおかげ」「ゲオルグの為のストーリー」
・直情キャラのアレニアは仲間になっても良かった感があった(なるのかと思った)。しかし、ザハークはない。リオン生き返りムービー時の笑顔のザハークはない。本当はいい人ザハークは無理ありすぎ。

★総評
・悪い感想出まくりなのに、何故シリーズ比較では「良い方」なのか
「ストーリーは長い」「引継ぎできるものあり、次周も楽しめる」「6人パーティー」「声あり」 この4点が重要