モンスターハンターワールド:アイスボーン / MHWI

モンスターハンターワールド:アイスボーン / MHWI

『モンスターハンターワールド:アイスボーン』とは、2018年に発売され、2020年には1610万本を達成した大人気タイトル『モンスターハンター:ワールド』の超大型拡張コンテンツである。
ワールドのエンディング後から展開される本作のシナリオでは、フィールド・拠点ともに一新。新たなクエストランク「マスターランク」を設け、ハンターは渡りの凍て地と呼ばれる極寒の地で、新たな強敵たちと出会う。

5dsnw1756のレビュー・評価・感想

モンスターハンターワールド:アイスボーン / MHWI
8

クラッチクローをどう思うかで評価が変わるゲーム モンスターハンターアイスボーン

モンスターハンターワールドの完全版として、2019年9月6日に発売された本作を3つの点からレビューしていきます。

まずは、拠点です。ワールドの頃は、各施設が離れすぎていたり、集会所も必要な施設がそろっていないなど、不満がありました。アイスボーンでは、各施設の距離が近くなり集会所も改善され必要なものがそろい、サクサクと周回できるようになりました。

次にアクション、ここが本作の一番の賛否両論な点です。それは、アイスボーンから追加されたクラッチクロー関連のアクションです。主な使い道は2つで、モンスターの肉質を軟化させる傷つけと、モンスターの頭に張り付き、スリンガー弾を発射しダウンさせるぶっとばしです。
まず、傷漬けは、1回クラッチクローで攻撃すると傷つく武器と2回しなくてはいけない武器があり、ここに格差があります。2回組もその代わりにスリンガー弾を造り出すことができるのですが、スリンガー弾を使ってできる強化打ちが、あまり強くなく2回傷付けのデメリットを改善できていません。
次にぶっとばしは、作業間があることが、否定的にとられています。ここまで否定的になってしまいましたが、クラッチクロー関連以外で、追加されたアクションは、概ね好評で、過去最高レベルのアクションになっています。つまり、クラッチクローが気にならなければ楽しめます。

最後に、ボリュームです。ワールドはモンスター数が少なく批判されていましたが、アイスボーンは過去のメインモンスターも登場し相当な数のモンスターと戦えるようになりました。

まとめると、クラッチクローをどう思うかで評価が変わるゲームです。