バッドエンドは嫌だなあ。
何か嫌なことが起きると、それを回避するのに必要なところまで戻るというのが新鮮でした。それで子どもの時まで戻っちゃうなんて、物事がそんな昔と関わりがあったりするんだってことの表れだと思います。
主演の藤原竜也さんは、暗い役のときは暗い感じがすごいして、実は根暗なのかなと思いました。そして、そんな彼が嫌いじゃありません。
今回、彼が子どもの頃まで戻っちゃう設定なので、子役もよく出てくるのですが、その子役がいいです。虐待を受けている女子など、その通りに見えたし、子役の演技力にびっくりでした。虐待を受けている描写もリアルでした。母に余裕がないことも見て取れたし、そのせいなのかなとも思えました。
犯人については丸わかりでした。まあ、役者さんからして怪しいですし、話の内容的にもあいつかなって人が犯人でした。犯人のサイコ性はそれなりによかったのですが、意外性がないのが残念でした。彼は犯人っぽいけど、実は別の人とかなら、もっと驚けたなと思います。
また、バッドエンドというのも、ちょっとこういう話の王道というか、たしかにバッドが似合う話の形態ではあるけど…って感じです。原作とは別のラストのようですし、そこはハッピーに終わらなかったんかいと思っちゃいます。やっぱり、ちょっと悲しいです。
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