時をかける少年
タイトルから内容は推測しにくいのですが、これはタイムリープ&サスペンスものです。
主人公は『リバイバル』というタイムリープの能力を持っています。いつでも発動できるものではなく、何か不自然な事、悪い事が起こると発動するようになっており、例えば"子供が事故をする"、"誘拐される"、そういった時に発動して、時間が巻き戻り、解決する事によって時間が進むようになります。
そうした日常を過ごしていると、母親がある事件に巻き込まれ、主人公のリバイバルが発動します。
そうすると、何と小学生まで時間が巻き戻ってしまいます。それまでは30歳近くの大人でした。まさに体は子供、頭脳は大人です。
なぜ小学生まで戻る必要があったのかは読み進めていくと分かるようになってきます。
その小学校では誘拐事件、殺人事件が発生していました。
リバイバルでは事件発生前に戻ることができたので、主人公はその事件を解決するように動き出します。
しかし謎の犯人によって同級生が危険な目にあっていき、またリバイバルが発動して大人の時代に戻ったりします。
過去と現在を行き来しつつ、謎を解き明かしていくという話です。
あと北海道が舞台なので、様々な北海道弁や別れ際のあいさつ「したっけー」が印象に残ると思います。