家族の話だった。
ラーメンにおにぎり、どれもおいしそうでした。南極で仕事をするというのは本当に大変なことだと思います。ずっとそこにいなきゃいけないし、絶対単身赴任になるだろうし、もとさんの奥さんが怒る気持ちがわかります。もとさんはしたい仕事が南極での仕事だったから仕方がないと言っていたけど、ほんとそうなんだろうなと思いました。もとさんだって、奥さんやむすめさんをほったらかしにしたいわけではないのでしょう。奥さんもそれはわかっているから、行くのは許したけど、でも腹が立っていたんだろうなと思いました。
また、若い人は振られていたけど、それも仕方がない気がしました。
主人公の料理人の家族は結構さっぱりしていて、いい人たちだなと思いました。南極基地のみんなの話でもあり、家族の話でもあったと思います。一つ、不満があるとすれば、主人公の話で息子が全然話題にのぼらないことです。娘は、娘はって話をしていたけど、本当は絶対息子のことも気にしていたと思います。そんなまだしゃべらないうちのことだったとか、2人目だからでもあそこまで無視したつくりにしなくてもいいと思いました。南極から帰ってきた描写で息子もいて、あ、息子っていたっけと思ってしまいました。