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ストーリーにメリハリがない。
昔の映画のリメイクかと思いきや、全然違う話でした。
主人公を女にしたことで批判が出たとのことですが、それは関係なくあまり面白いストーリーではないと思いました。
前の映画は、超常現象を信じてない人がお客さんとして来て、なんなのこれは!みたいな感じでゴーストバスターズを頼ってくるという話で、それが面白かったのに、今回はそういう役回りの人はいなくて、最初のお客さんが、前の映画の最後で仲間になった人の役っぽくて、仲間になっちゃって、あとはゴーストバスターズの面々が勝手に事件を解決している感じでした。
なんだか、話にメリハリがなかったです。
そして、敵の、みんなに馬鹿にされてきたから人間を殺したいという動機はすごく面白いのだから、そこにもっと焦点を当てたらいいのにとも思いました。
まあ、ゴーストバスターズはコメディだから、あまりシリアスにするのはよくなかったのかもしれないですが、なんか軽くて、あまり入り込めなかったです。
主役の女たちもカースト上位って感じじゃないし、この敵に同情してしまうとかの演出があってもよかったと思います。
ファンの多いシリーズだからこそ、もう少し話を練ってほしかったと思いました。