2020年Blu-ray化!90年代りぼん代表作!
『こどものおもちゃ』は1994年~1998年に少女漫画雑誌『りぼん』で連載されており、今もなお熱狂的ファンは多く根強い人気があります。
90年代のりぼん黄金期を支えた作品の1つでありますが、大人が読んでも泣けるストーリーとなっています。
主人公、倉田紗南は子役をしながら小学校に通う女の子。しかしその小学校はクラスのボス猿、羽山秋人によって支配されていました。
教師は羽山に弱みを握られ注意もできない。最初は無視していた紗南も堪忍袋の緒が切れ、羽山と対決することを決意。
しかし、羽山の家庭にも辛い過去があり、紗南はそんな羽山を次第に理解するようになっていきます。
そして、羽山に寄り添う紗南もまた、苦い過去を抱えています。
自分を支え、変えてくれた紗南に対して、今度は羽山が彼女の支えになっていきます。
少女漫画の王道といえば王道ですが、2人は恋や愛よりも固い絆を結び、子供が抱えるにはあまりにも重すぎる悩みをそれぞれ抱えながら、支えあい、1つ1つ立ち向かっては成長していく物語に胸が熱くなります。
そして重たくなりすぎないように、コミカルなギャグ要素もふんだんに取り入れており、ギャップは見事です。
原作も大ヒットし、アニメ化、舞台化もされました。
その中でもアニメはオリジナルキャラクターやオリジナルストーリーで人気を博し、DVD化やLD化がされ、海外でも人気があります。2020年夏にはBlu-ray化もされました!
心がトゲトゲになってしまいそうなときは、この作品を見ると元気をもらえます。