海獣の子供

海獣の子供

『海獣の子供』とは、海を巡る神話を題材にしたファンタジー物語であり、五十嵐大介による初の長編漫画作品、また漫画原作の同名アニメーション映画である。漫画は、小学館が発行する漫画雑誌『月刊IKKI』にて2006年2月号から2011年11月号まで連載された。映画は渡辺歩が監督し、主人公・安海琉花の声優を芦田愛菜が務め、2019年に公開された。主人公の中学生・琉花が、ジュゴンに育てられた子供・海と空と関わるうちに、自然界の海を巡る現実とは思えないような体験に巻き込まれていくひと夏の物語となっている。

3gcoginekoのレビュー・評価・感想

海獣の子供
5

映像は綺麗だけど

五十嵐大介さんの同名漫画を原作としたアニメ映画です。
私は原作を未読なので、お話はちょっとよくわからなかったです。
映像はとても綺麗で、これはアニメなのだろうかと思うほどでした。
原作の絵もすごい綺麗だそうです。綺麗な海って本当に綺麗です。
オーシャンズとかで感じた感動が味わえました。
これはやはり画を楽しむ映画で、物語は二の次なのかなと思いました。
1度観ただけでは全容が把握できないのです。最初の方は導入部分ですから、よくわかります。
人間関係のことで部活に行けなくなるってのも思春期にありがちですし、ふとしたことで友達になるってのもあるかなと思います。
ただ、後半のほうはよくわからなくなってきて、これは原作を読んだ人向けの映画だったのかと思いました。
でも、もしかしたら原作を読んでいてもよくわからない話なのかもしれません。
フィーリングで感じろ的な、ほら動物の形になってく、シャレオツだろ的な、そういうことなのかもしれないです。
なので、好みの分かれる作品なのではないでしょうか。
それでも、やっぱり映像は綺麗だし、海獣ってなんか神秘的だし、見てみてよかったと思います。
原作を読んでからもう一回見てみたいなあと思いました。