ゾディアック

ゾディアック

『ゾディアック』(原題:Zodiac)とは、2007年に公開されたアメリカ合衆国のサスペンス映画である。監督はデヴィッド・フィンチャー、脚本はジェームズ・ヴァンダービルトが務め、主演はジェイク・ジレンホール、マーク・ラファロ、ロバート・ダウニー・Jrが共演した。アメリカ合衆国では2007年3月、日本では同年6月16日に劇場公開された。
本作は、1960年代後半から1970年代にかけてカリフォルニア州サンフランシスコ周辺を震撼させ、「ゾディアック」と名乗る犯人が地元新聞社などに挑発的な暗号文や犯行声明を送りつけた実際の連続未解決殺人事件を題材にしている。犯人を追い詰める刑事たちや、事件の真相と暗号解読に憑りつかれていく新聞記者、そしてノンフィクション作家を志す漫画家ロバート・グレイスミスの執念の追跡をリアルかつ緻密に描いている。
監督のデヴィッド・フィンチャーは事件を忠実に再現するため18か月にも及ぶ独自調査を行い、捜査官や生存者へのインタビューを重ねて制作に臨んだ。映画は残酷な殺害描写に終始するのではなく、徹底した1970年代のムードの再現や、事件の泥沼化に翻弄されていく登場人物たちの心理描写を重視した会話主導のスリラーとして展開される。
公開後は批評家から高い評価を受け、Rotten TomatoesやMetacriticなどの映画レビューサイトでも高得点を獲得するなど、社会派サスペンスの傑作として高く評価されている。

4ytokumeisanのレビュー・評価・感想

ゾディアック
8

長いけどおもしろい

長い映画でした。ゾディアック事件に振り回された3人の男の話ですし、ゾディアック事件は解決してないので、そりゃあ長くなるでしょうが、それにしても長かったです。この映画は時間のある時にしか難しいなあという感じです。でも、事件というものが被害者、遺族だけでなく、他の人々の人生も壊すんだなというのがわかって面白かったです。花形記者はゾディアックに脅されたりその事件を追いすぎて壊れていくし、刑事は大きな事件なのに間が空いたりゾディアックが勝手に事件をでっち上げてると思われているのか最後には1人で捜査させられるし、漫画家はやっと再婚したのに事件を解決しないとと取り憑かれて離婚しちゃうし、ほんと人生が狂わされています。事件自体も、女を執拗に撃ったり刺したり猟奇的です。そんなに表現が怖いわけではないのですが、それでも全体的に不気味な雰囲気が流れていて、なんとなく怖いなという感じです。犯人探しの面は犯人だか模倣犯だかわからない人がテレビに出てきたり、犯人と思われた人の筆跡鑑定が違ったり、へんな男が接触してきたりとなかなか進みません。でも、もともと解決していないし、犯人見つけの映画ではなあと思います。一応の解決はしますがそれで私は納得です。細かいところも作り込まれている作品なので、また時間がある時にじっくり見たいです。