さくらちゃんと博さんの馴れ初め
寅さんが初めて、柴又に戻ってきた時の話です。
私は先に、もっと後の男はつらいよシリーズを見ていたので、寅さんが誰だかわからない様子のさくらちゃんとか新鮮でした。
さくらちゃんと博の馴れ初めが主な話です。
寅さんがさくらを職工の嫁になんかできるかっていって、博らと決闘したり、勝手にさくらの気持ちを推測して、二人を振り回したけど、おかげで結婚できてよかったです。
昔は、告白、即結婚というのも多かったのですかね。
今の時代からいうと急だなって気もしますが、まあ、話が早くていいですね。
結婚式でも虎さんは仕切っていて、こういうとき、寅さんって頼りになるなと思いました。
博の両親が急に結婚式に来た時も、博のためにがんばってて、結婚したらもう身内っていう考え方が、寅さんってほんと単純だなと思うけど、そこが好きと思います。
寅さんの恋はもちろんうまくいかず、寅さんが旅にでてしまうところはほんとに寂しかったです。
まさか、こんなに続くシリーズとは思わなかったからか、なかなか切なく描いていました。
寅さんもさくらさんも、おいちゃん、おばちゃん、博さん、社長、そして、満男も、家族はもう勢揃いしていて、ほんと長く続いたなと思いました。