男はつらいよ

男はつらいよ

『男はつらいよ』とは、山田洋次監督(一部作品除く)の映画シリーズおよびテレビドラマである。主演は渥美清。原作・脚本も山田洋二監督が手掛けている。
舞台は東京の葛飾柴又。帝釈天のそばにある「とらや」という団子屋の主人の甥で、テキ屋で旅回りをしている車寅次郎が主人公。主人公の妹のさくらは将来がさだまらない寅次郎を心配している。しかし少々非常識ではあるがロマンチストな寅次郎は旅先で好き放題しており、美しいヒロインに恋をして失恋をしては葛飾柴又に帰ってくる、というのがシリーズを通した基本的なストーリーである。
世界にも類を見ない全50作品の長寿シリーズであり、パロディやオマージュ作品を数多く生み出している。
原作者による主人公の幼少期を描いたスピンオフ小説『悪童 小説 寅次郎の告白』もまたテレビドラマ化された。渥美清の没後2年である1998年にはテレビアニメ『アニメ 男はつらいよ〜寅次郎忘れな草〜』が放送された。

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