好きな場面がいっぱい
好きな場面がたくさんある映画です。
キキが独り立ちをする前、お父さんがキキにいつのまにこんなに大きくなったんだい?というところとか、ジジがぬいぐるみの代わりになって、犬にたすけてもらって、遅いよとキキに抱きつくところとか、いろいろあります。
13で修行なんて、厳しいし、ほんと今の時代に合わないことだなと思います。
最初、キキが戸惑ったのも無理ないし、街の人の反応ももっともかもしれません。
でも、いい人に出会って、いいきっかけもあり、仕事も決まって、よかったと思いました。
もちろん運もあるでしょうが、キキの人柄のおかげでもあります。
キキは一度スランプに陥りましたが、魔女は一度は通る道なのでしょうか。
でも、なんだって急にできなくなることはあると思うし、あれは大きくなる上で必要なことだったのかもしれません。
また、空は食べるようになったけど、ジジと話せるようになったかはわからないというところが、リアリティがあってよかったです。
ジジとキキはまた話せるようになるのかもしれないし、もう話せないのかもしれないけど、いつまでも友達で相棒です。
キキがまた飛べたときはすぐに駆け寄ってきて可愛かったです。
映画の最後が、両親に届いたキキからの手紙というのもおしゃれだなと思いました。