タイトルなし
高校に入り、バレーボールをする少年たちの夢と努力が描かれていて、青春に涙します。作者もバレーボール経験者ということでものすごくわかりやすい説明があるので、この作品を追っていたら試合がわかるようになりました。4期目では、全国大会である春のバレーボール大会、いわゆる「春高」までの主人公を中心にした高校の一チームがどう動いていくかが描かれています。前回までは小学生の頃からバレーボールにあこがれ、中学では人数がたりずバレー部になれなかった主人公の日向くんが、地方大会でのちにライバルとなる影山くんと対戦し、敗北します。その後、中学からあこがれていた烏野高校バレー部に入り、強豪校で宿敵でもある青葉城西高校に負けてしまって、悔しくてむせび泣くところから立ち上がるファーストシーズン。負けてしまったことを受け入れ、もう一度勝負を挑むために費やした東京での夏合宿が中心のセカンドシーズン。そして青葉城西を倒して地方大会を勝ち上がり、もっとも強いといわれていた白鳥沢学園を破っていくサードシーズン。そして今回は全国大会である「春高」にむけて戦っていくシーンが描かれていました。
ハイキューの良さは、作者の先生がバレーボールをやっていたこともあり、すぐには上手くならないというかジャンプ特有といえばいいのかわかりませんが、魔法みたいなものではないのが良さのひとつだと思います。4期では日向くんと影山くんそれぞれがそれぞれの練習をして、それを烏野高校排球部に持ち帰り、それぞれの持ち場での結果につながるための過程もていねいに描かれていました。