まじょこさん
魔女の宅急便と聞くと、まじょこさんと叫びたくなります。
ストーリーは、独り立ちした少女が嫌な思いをしたり、スランプに陥ったりして、結構悲しい話なのですが、とても好きなシーンがたくさんあって、大好きな話です。
上記のトンボがまじょこさんと呼ぶシーンも好きですし、最初の街に向かうときにラジオを回して、歌が流れ出すところも好きです。
ジジもかわいいし、ぬいぐるみのふりをさせられたり、災難に遭うところも好きです。
マイナーなキャラで言えば、パン屋のおじさんも、キキのためにパンの看板を作って早くキキが帰ってこないかなとそわそわしているのがかわいいですし、あの絵描きの少女もキキに良い影響を与えているなと思いました。
キキはうまくいかないことや悲しい思いをたくさんしますか、まだ13歳の少女が一人で暮らしを生計しなきやいけないのだから、そりゃあうまくいかなくて当然だと思います。
子どもの頃はキキかわいそうと思ったけど、大人になってみると、別にあの魚パイの少女もそんなに悪いこと言ってないし、魔女の宅急便ですとか急に始めても、なかなか注文なんか来るわけないよなと思うし、トンボにからかってる気が全くないことがわかります。
思春期の少女目線の話だから、いろいろ感じやすく、傷ついたり悩んだりしたけど、キキが大人になれば大したことなかったなと思える出来事なのかもしれません。
本作を通じて、成長したキキの話を見たいなと思えるし、本作も何度も見たくなります。