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やはり必要なのは信頼関係
泣く子も黙るロバート・デニーロと麗しのアン・ハサウェイが共演。
心温まるヒューマンドラマ。
豪華な俳優かつ上質なストーリー。
ベタな展開と言われればその通りなのだが、終始デニーロがいい人だったのにはホッとした(笑)
(どこかで裏の顔が出て来るんじゃないかとハラハラしながら観たのは私だけだろうか…)
ちなみに、デニーロ出演だが、銃やバイオレンスなシーンは全くもって出てこないのでご安心を。
アン・ハサウェイの美しさに見とれつつ
彼女が演じるジュールズの性格の悪さに腹を立てながらも、彼女の苦悩を知りこちらも少しづつ感情移入していく。
デニーロ演じるベンもジュールズに振り回されながらも彼女を仕事面だけでなく、精神面でも支えていく。
さすがはオスカー俳優。二人とも表情で見せる演技で泣かせに来る。
当たり前だが、世の中には様々な人がいて、その人たちはそれぞれ何かを抱えていたりする。
そんなときに必要なのは地位や名誉ではなく、もちろんお金でもなく、やはり支えてくれる人の存在なんだなと改めて思う。
そして、その存在を得るためにはしっかりとした信頼関係が必要だとこの映画は教えてくれた。
デニーロ、いや、ベンのような存在は企業に一人は必要だ。いつか私もベンのような存在になれるだろうか。
マイ・インターン
これからも度々見返したい映画のひとつになった。