ライブ・ア・ライブ / Live A Live

ライブ・ア・ライブ / Live A Live

『ライブ・ア・ライブ(Live A Live)』とは、株式会社スクウェアから発売されたRPGである。原始人の少年が生贄とされる別部族の美少女を救う原始編、要人救出の密命を受けて単身敵地へ侵入する幕末編、心山拳師範の老師が後継者を探す功夫編、放浪のガンマンがギャング集団を迎え撃つ西部編、最強の格闘家を目指す現代編、超能力に目覚めた青年が巨大ロボットで悪に立ち向かう近未来編、宇宙船という閉鎖空間でのサバイバルホラーのSF編の7つのメインシナリオで構成される。

7lMeron003のレビュー・評価・感想

ライブ・ア・ライブ / Live A Live
10

スクウェア時代の異色なRPG

一度は聞いたことあるかもしれない異色RPG、LIVE A LIVE。
スクウェアがファイナルファンタジーなど有名タイトルを出す中、ちょっと風変わりなRPG。
有名な漫画家さんがイラストを担当し、オムニバス形式にストーリーを進めていく。
原始時代のストーリーからSF未来、各時代のストーリーをクリアしていくとある共通点が見えてくる。
それが一体なんなのか、何を意味しているのか、続けていくとつながっていくストーリー。
それは是非、プレイして知ってもらいたい。

ここでなぜ異色RPGと呼ばれているのか。
ゲームのRPGといえば主人公が冒険して強くなって悪者を倒していく。
これが王道と言えるだろう。
周りの人々たちも幸せになっていき、プレイヤー自信も満足感に満たされる。
だがこのゲームはちょっとそこらへんがおかしい。おかしいというのも違うかもしれないが「ん?」「どうして…」って感じるところがある。
だからといってそれが不快な気持ちにさせるものではなく、より興味をひくものとなっている。
ここでこれならこのあとはどうなってしまうんだろうか…。と気になり、より物語に引き込まれてしまう。
王道とは違うがこれもまたRPGとして完成されているといえる。
詳しく話すことはできない。是非、自分自身でプレイして知ってもらいたい。
異色RPGという名前だけに好き嫌いが分かれるかも知れないが、ゲームをプレイするユーザーには一度は触れていただきたい作品と思っている。