ブラザー・ベア / Brother Bear

ブラザー・ベア / Brother Bear

『ブラザー・ベア』(原題:Brother Bear)とは、ディズニー制作による長編アニメーション映画である。アメリカでは2003年11月1日に、日本では2004年3月13日に劇場公開された。劇中歌をフィル・コリンズやティナ・ターナーが手がけており、第76回アカデミー賞長編アニメ映画賞や第31回アニー賞作品賞にノミネートされるなど高い評価を獲得した。
氷河期が終わった昔のアメリカを舞台に、自然の精霊を崇めるイヌイットの青年キナイが、熊との戦いで長兄を失った怒りから熊を殺害したことで、精霊の怒りに触れて自らも熊の姿へと変えられてしまうところから物語が始まる。元の姿に戻るため「光と大地が交わる場所」を目指すキナイは、母親とはぐれた子熊のコーダと出会い、共に行動する中で実の兄弟のような強い絆を育んでいく。人間と動物という異なる立場や意思疎通のすれ違いが生む悲劇と向き合いながら、生命の尊さや愛の意味を描き出している。
なお、2006年には続編となるオリジナルビデオ作品『ブラザー・ベア2』が制作されている。

kanzakik3のレビュー・評価・感想

ブラザー・ベア / Brother Bear
7

兄弟愛

それぞれにトーテムという守護神みたいな動物がいるとか、結構面白い設定の話でした。
兄を熊に殺されたと思い込み、熊を殺して熊に変えられた男が、小さな子熊と出会って、彼と兄弟のようになっていくという話です。
兄を殺されたと思ってというのはとても納得のいく話でした。たしかに、周りからすれば、それは逆恨みの面もあるし、やめなさいって感じだけど、納得できなかったんだろうなって感じです。私なら熊に変えられてしまったら、もうそこでアウトというか、なんか発狂しそうです。いやいや、なかなか罰が重いなと思いました。
お話的には、熊になる、子熊と出会い、母を探す旅を手伝う、次兄に命を狙われる、母が自分の殺した熊だと判明、罪悪感たっぷり、人間に戻れるけど、子熊をどうしようと、王道を行く話で、なかなか面白かったです。子熊が連れて行ってくれた、鮭の集まる川で、熊たちが狩をしたり、水浴びをしたりしているシーンは、熊の楽園って感じで面白かったし、子熊とまるで兄弟のようにじゃれつく様は、母性本能をくすぐられました。
次兄にしてみれば、長兄も熊に殺され、弟までと熊成敗に燃えるのは最もだし、でも事実を知って、弟の判断を尊重して良い人だなと思いました。キナイは子熊との兄弟愛をとったけど、次兄とも兄弟なわけで、たった1人の兄弟がいなくなれば、次兄も寂しいだろうに、男同士の尊重しあいだなと思いました。
また、話に関わってるんだか関わってないんだかのヘラジカが出てくるのですが、2匹の掛け合いはまるで漫才で面白かったです。