地縛少年花子くん

rasalgethi9のレビュー・評価・感想

地縛少年花子くん
10

地縛霊と恋!?

この物語は主人公八尋寧々(やしろねね)が学校の先輩と両思いになりたいという願いを込めて大切なものを代償に願いをなんでも叶えてくれるという学園の七不思議「トイレの花子さん」をしたのが全てのきっかけになるお話になります。
八尋寧々が呼び出したトイレの花子さんは驚くことに男の子だったのです。
花子さんは言いました。「何か一つを代償に呼び出した者の願いを叶える、君にもあるんだろ?聞かせてよ願い事」と。
八尋寧々は好きな人と今すぐ両思いになりたいと願いました。
そして花子くんが差し出したのは何故かハウツー本だったのです。
その後お弁当作戦やプレゼント大作戦など試してみますがどれもうまくいきません。
そして花子さんが落とした袋を見つけて花子さんにこれは何?と聞きます、「それは縁結びの…」という言葉を聞き逃しませんでした。
花子さんが落としたものを口に含みこれが何か教えないと飲み込むと脅し紛いなことをしてそれが縁結びの人魚の鱗ということを知りました。
その事を知った八尋寧々は迷わず飲み込み「花子さんの嘘つき!」と言い放ちトイレから去ります。
その後好きな人の所へ行ったのですが相手には好きな人がいることを知って絶望してしまいます。
すると腕が鱗に変わっていって意識が飛びます。
気がつけば八尋寧々は人魚の眷属として魚になっていたのです。
そこを助けたのは花子さんでした。
そしてその途端花子さんの様子が変わり突如人魚が現れました。
人魚は八尋寧々をさらおうとしますが花子さんがそれを許しません。
願いを叶えてないからと包丁を取り出し人魚を切り捨てます。
その場を後にした人魚を見て花子さんは言いました。
「人間に戻りたい?」八尋寧々は迷わず戻りたいと願いました。
「言ったね?じゃあ、お代はカラダで払ってもらうよ」そう言って八尋寧々の労働力を代償として人間に戻しました。
「君にとって縁結びは両思いと同じ意味なんだろ?」そう言った花子さんと様々な怪異と出会うことになる怪異×恋愛ストーリーとなっています。
この度は一話の話をお話させて頂きました。
シリアスなシーンから面白いシーンまで様々なお話がありますので皆さんも是非ご購読ください。