青春バレーボール漫画
小さな巨人に憧れ、バレーボールを始めた主人公日向翔陽。身長165cmと小柄だが、ジャンプ力には自信があった。中学三年生になり、初の公式戦で県内トップの北川第一という強豪と試合をすることになる。そこには「コート上の王様」と言われる影山飛雄という天才セッターがいた。日向率いる雪ヶ丘中学は見事に完敗。影山は日向に対して「お前は三年間何やってたんだ!」と問いかける。日向は何も答えられない、なぜなら日向がいた中学ではバレーボールができる環境が無かったのだ。日向らが体育館を後にしようとした時、影山を見つけた。そして日向は涙を流しながらに「お前がコートに君臨する王様なら、そいつを倒して俺が一番長くコートに立ってやる!」と宣言、すると影山は「勝ち残りたかったら強くなってみろよ」と言い返す。両者はその場を去った。時が過ぎ、日向は小さな巨人が通っていた宮城県立烏野高等学校に入学。そそくさと体育館に向かいバレーボールをしようとしていた最中、そこにいたのは倒すと宣言した影山だった。バレーボール部主将澤村大地は「”コート上の王様”影山と”ずば抜けた身体能力を持った”日向の速攻攻撃(コンビネーション)が使えたら烏野は爆発的に進化する」と豪語。個性豊かなキャラクターが登場し、様々なドラマが生まれる。その瞬間ごとに感情が大きく動き、バレーボールがしたくなる。仲間とは、本気で何かを目指すとはどういうことなのか深く考えさせられ、学ぶことができる青春漫画である。