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若い人にもおすすめ
ブランキージェットシティーは1987に結成された日本人3ピースバンドなんです。2000年に解散しているので、解散して早くも18年位の時間がたっています。しかし私が今まで聞いてきた日本のロックの中でこんなに攻撃的で、切なくて、気持ちがたかぶる音楽は他にはないと思います。
私がブランキージェットシティーと出会ったのは、思春期真っ盛りの高校生のころだと思います。それまで聞いていた、ブルーハーツやエックスなどでは満たされない気持ちがありました。そんな時、夜中にテレビをつけていたら、急に「キスしてくれないか?僕のこのナイフに~」という歌詞がテレビから流れてきました。この曲「風になるまで」というタイトルなのですが、とても悲しげなメロディーなんです。
私は一発でこのベンジーの書く歌詞とメロディーの世界観にやられてしまいました。すっかりブランキージェットシティーにはまってしまった私は、本気でベンジーと同じタトゥーを腕に入れようかと考えたくらいです。
今の音楽(特にロック系)のバンドにとやかく言うつもりはないですが、ブランキージェットシティーの音楽は若い人が奏でる音楽とは深さが違います。
特に初期の作品が切なくてやるせなくて、行き場のない気持ちの揺れを感じている若い人にお勧めしたいと思います。
あなたも本気でベンジーのタトゥーを入れようかと思うこと間違いなしです。