陽だまりの彼女

陽だまりの彼女

『陽だまりの彼女』とは、越谷オサムによる日本の恋愛小説を原作として2013年に映画化された恋愛映画である。交通広告代理店の営業マンである奥田浩介(おくだこうすけ)が中学時代の同級生の渡来真緒(わたらいまお)に再会することからはじまり、ふたりは恋愛し結婚する。幸せな毎日を過ごしていたふたりだが、真緒に異変が現れる。そして浩介は真緒の驚くべき秘密を知るのだ。恋愛ストーリーの中にファンタジー要素が加わり、可愛らしく心温まる映画となっている。

yuitiro8のレビュー・評価・感想

陽だまりの彼女
8

泣けたっ

彼女は猫という、ぶっ飛んだ設定のため、あんまりよくないかもと見ていなかったのですが、松潤だしと思い、見てみました。すると思いの外、泣けました。なんと、元猫だから、寿命があるとは!私も犬を飼っていて、なんでもっと長くいられないんだろうと思ったりしたので、松本潤の気持ちを考えると悲しくて悲しくて、泣けてしまいます。それに、猫とバレたくないのに、子どものために猫の身体能力を見せてしまった樹里ちゃんの表情とか、ほんと血の気が引いている感じで、こっちもドキドキしました。それに、彼女のことを忘れてしまったのに、なぜか涙がという演出はベタですが、やはり泣いてしまいます。たしかに、松本潤が非モテとかありえないし、元猫だから12年くらいで、それが過ぎると記憶そのものがなくなるとかあまりにひどい魔法だなとか、てかそんな魔法が使えるなら、寿命も伸ばさないのかいとかいろいろ思いましたが、とてもいい悲哀物語だったと思います。見る前から選り好みせず、見るべき映画だったなと思いました。あと、江ノ島にデートとかしているのですが、そこの猫さんたちがとても可愛いです。猫好きの人を作った映画ではないかなと思います。猫好きさん、必見です。