夢から現実へ
この作品は新海誠監督が制作し、2016年に公開された長編アニメーションです。
主人公は高校生で東京に住む立花瀧と田舎で暮らす宮水三葉です。
都会に憧れる三葉はある日、東京の男子学生になる夢を見ます。
もう一人の主人公、瀧も自分が女子高生になる夢を見ます。
明らかに違和感を持つ二人は「私/俺たち、入れ替わっている!?」そう確信します。
瀧は三葉に「お前は誰だ?」と書いたメモを残してから、二人の交流が始まります。
お互いの気持ちが少しずつ距離を縮めていきます。
そんなある日、二人の入れ替わりが出来なくなります。瀧は三葉のことが、大切な存在だと気付き、瀧が描いた風景画を頼りに、飛騨へ三葉に会いに行きます。
果たして二人は会うことができるのでしょうか?
この映画を見てまず思ったのは、空の色がリアルでとても綺麗でした。
青空も、夜空に光る月も、美しい。これが新海ワールドの一部分なのだと、とても感動しました。
話の内容は、一回見ただけでは、少しわかりづらいところがあります。
しかし、それを補って有り余るほどの面白さと、瀧と三葉の情熱が心を鷲掴みにして離しません。たくさんのリピーターがいるのも、わかります。
TVの小さな画面で見るよりも、映画館の大スクリーンで観覧すると迫力があり、お勧めします。