KREVA(クレバ)の徹底解説まとめ

KREVA(クレバ)とは日本人ラッパーである。またシンガーソングライター、音楽プロデューサーの顔を持つ。B-BOY PARKのMCバトルで史上初の三連覇を成し遂げる。2001年にKICK THE CAN CREWのメンバーとしてメジャーデビュー。2004年にはソロでメジャーデビューを果たし、2017年までにシングル23枚、アルバム10枚を出し精力的に活動中。

KREVAを語る上で外せないエピソードの1つが、横浜の重鎮、OZROSAURUSとのBEEF(スラングで揉め事を意味する)である。

OZROSAURUSがDisrespect 4 Uという曲で「ガキだまくらかす糞エリート サビの唄のメロでヘタレヒット おりこうさんだがナルシスト それがアダで迷い込んだHIPHOPだがそれまでにしろ お前のRapごっこ ここじゃ通用しねぇ お前の学力も」とKREVAをDISした。この曲が発端となり、この問題が大きくなっていく。

このDISに対しKREVAはOZROSAURUSの「On and on」という曲の「目にした現実の数だけ イカレていくよ 夢は捨てねぇ でも俺は俺だけさ 常忘れねー 人は人 それはそれ」という歌詞から「人は人 それはそれ」を引用し、THE SHOWで「人は人 俺は俺 やいのやいの言う前によこしなbeat beat」とアンサーしている。

KREVAとフリースタイルダンジョン

フリースタイルダンジョンが有名になるにつれ、徐々にKREVAの出演が有望視されていた。
R指定も番組のRAPの中で「オレとやろうぜ」的なことを発言し、
ラスボス般若も「ビビってんじぇねぇよ」というパフォーマンス行い話題となった。

それに伴いツイッターで下記の回答を行い、この問題は収束した。

【本人】めんどくさいのではっきり言っておきます!フリースタイルダンジョンに自分が出ることは一生ないです。
今日やったラップもアンサーでもなんでもなく明日レコーディングする曲です。
以上。

出典: twitter.com

RHYMESTERの宇多丸は下記のようなコメントをしている。
「実際のところはわからないけど……」と前置きしつつ、KREVAへの宣戦布告が放送されたことについて「テレ朝が“良い度胸してんな”と思って。
いくらでもカットできるのに放送しちゃうわけだから」。

出典: abematimes.com

KREVAの代表曲

音色

2004年9月8日にポニーキャニオンからリリースされたメジャーデビューシングル。
ポニーキャニオンのレーベル、Knife Edge第一弾アーティストKREVAの最初のシングルである。
2005年には阪神タイガースの鳥谷敬内野手が阪神甲子園球場で、バッターボックスに入る際のテーマソングとして使用された。
1976年に発売されたBobby Glennの作品「sounds like a love song」という曲が元ネタになっている。

ひとりじゃないのよ

2004年10月20日リリースの2ndシングル。
フィーチャリングのSONOMIはこの曲をきっかけにブレイクし、後にカバーを発表する。
ミディアム系のシンプルなビートの上に響くライムとSONOMIのサビが心地よくハマっている一曲。
Softonesの「Maybe Tomorrow」が元ネタである。
2004年10月11月度のTBS系『ランク王国』のオープニング・テーマにもなった。

スタート

2005年09月08日リリースの5thシングル、KREVAにとって初の別れの唄である。
長いこと一緒にやってきたスタッフが2人ほどいなくなって、凹んだときに作成した曲。
なお「KICK THE CAN CREWのメンバーに向けられたものですか?」との質問に本人は否定している。
イッサイガッサイのVideo Clipを収録したDVDが初回限定盤の付録であった。

国民的行事

2005年12月7日の6thシングルである。国民的行事の元々の意味は国全体が関心を持つ行事のことである。
PVにはラーメンズの小林賢太郎が出演している。

モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」をサンプリング。
トラックはももいろクローバーZやET-KINGにもプロデュース経験のあるEVISBEATSが担当している。
EVISBEATSがKREVAに渡した20曲くらい入っていたデモテープを聞いていた中で、KREVAこのトラックを気に入ったのが制作のきっかけ。
KICK THE CAN CREW時代も含めて、この曲で初めて自身の作成でないトラックで発表している曲であった。

くればいいのに

スピッツの草野マサムネとのコラボで話題となった2007年6月20日発売の10thシングル。
2人の交流はスピッツ主催のイベント「ロックロックこんにちは」にKREVAが2年連続で出演したことをきっかけにスタートした。
歌詞は共同制作であり、ベーシックトラックの制作とラップはKREVA、サビ部分の歌とアコースティックギターを草野マサムネが担当している。
オリコン週間シングルチャートに初登場4位でチャートインし、当時自己最高位を記録した。

関連リンク

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