バイきんぐ（小峠英二・西村瑞樹）の徹底解説まとめ

『ナスD大冒険TV』はテレビ朝日系列で放送されるバラエティ番組・紀行番組。2020年10月24日放送の第24話からバイきんぐは出演しており、ワイプでのリアクションやトークを行っている。また西村は「バイきんぐ西村 無人島0円生活 激闘編」という企画で、無人島での生活に挑戦している。

『水曜日のダウンタウン』

『水曜日のダウンタウン』はTBSテレビ系列で放送されているバラエティ番組。様々なプレゼンターが自らの提唱する説および企画をプレゼンし、検証するという流れになる。バイきんぐはレギュラーではないものの、準レギュラーといえる頻度で出演している。小峠は主にプレゼンターとして出演する。西村はVTRで出演することが多く、その天然な言動でスタジオを爆笑させている。

コント

卒業生

「キングオブコント」の1stステージで披露したコント。ハイテンションの卒業生・西村と「先生」と呼ばれる小峠が丁々発止のやりとりを繰り広げる。当時の歴代最高得点である967点を獲得した。

帰省

「キングオブコント」の2ndステージで披露したコント。「卒業生」を上回る974点をたたき出した。このネタで小峠が発した「なんて日だ!」というフレーズは本人の持ちギャグにもなっている。

バイきんぐの名言・発言

小峠「なんて日だ！」

「キングオブコント2012」の2ndステージで披露した「帰省」におけるフレーズ。「帰省」は974点という記録をたたき出し、多くの視聴者を笑わせたが、特に皆の心に残ったのが「なんて日だ！」というフレーズだった。このフレーズは小峠の持ちギャグにもなり、様々な場面で求められるようになったが、ウケなくなったという理由であまり使用しなくなった。

西村「自分に実力がないだけってわかっているから、嫉妬はないんです」

2022年8月に掲載された「QJWeb」におけるインタビューの中での発言。「キングオブコント」に優勝してから小峠のピンが増え始めて、「じゃない方芸人」のような扱いになって腐らなかったかという質問に対し、西村は「まったくなかったです。やっぱり小峠はおもしろいなと思ってコンビを組んでいるわけですから。小峠が出ている番組はだいたい録画して観ていました」と返し、続けて「自分に実力がないだけってわかっているから、嫉妬はないんです。それはもう単純明快な世界ですから」と小峠や芸能界についての想いを語った。それでも西村は根底にあるのが「好き」だから辞めようとは思わなかったという。
小峠は西村のことを「スタジオに向いていない」としながらも、「ロケとかキャンプに付随するトークはおもしろい。その当時は向いていない仕事が多かっただけだと思います」と語っている。

バイきんぐの裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話

『突撃！アッとホーム』における坂本龍馬の手紙発見

『突撃！アッとホーム』の「ファミリー トレジャー ハンティング」という企画に、バイきんぐが出演していた。これは一般家庭に眠っている「お宝」を様々な方法で探し求める企画で、バイきんぐが聞き込みのため街頭ロケを行った際、とある主婦から「適当に部屋に置きっぱなしにしている“坂本龍馬直筆の手紙”がある」という話を聞く。主婦の方はどうせ贋作だろうと思っていたので、あまり積極的ではなかったが、小峠がしつこく食い下がったことで該当の物品を複数の専門家に鑑定してもらうことに。これが本物であり、暗殺直前の手紙ではないかと考えられるものだということが判明。世紀の大発見となった。小峠が猛アタックしたことで官邸につながったことから、小峠の功績を評価する声が大きい。

引退を止めたのはハリウッドザコシショウ

2012年に「キングオブコント」に優勝する前、2ヵ月に1回新ネタを6本披露するライブを4年間開催していたが、小峠は3年経った時に一旦辞めようと考えていた。しかし事務所の先輩であるハリウッドザコシショウに「辞めるのは駄目だよ、もう1年頑張ればキングオブコントの決勝に行ける」と激励された。小峠もこれを受けて頑張ってみようと思い、続行を決意した。小峠によるとその残りの1年で完成したネタが「キングオブコント」の2ndステージで披露した「帰省」だったという。

小峠と西村の関係

小峠は「相性が悪い」「コンビとして成立しないから」という理由で西村とのロケを拒否している。しかしコントに関しては「西村じゃないとダメ」、「コントをやる上では一番の相方です」と話しており、2人の絆が窺える。