勝つか負けるか……! ウルトラマンシリーズ、最後の戦い
日本が誇る人気特撮シリーズ、ウルトラマン。
およそ一年を通して壮絶な闘いを繰り広げる彼らですが、その最後の闘いは、往々にして印象的です。
今回はそんなウルトラマンたちの最後の闘いを紹介したいと思います。
ウルトラマン80 VS マーゴドン
ここまでラスボスとしては地味だったり弱かったりを繰り返しているウルトラマンのラスボスたち。
そろそろ面目躍如……とは、行かないんです。
あっ! キリンも象も氷になった!! という最終回と思えないタイトルから出てきた怪獣は、なんとウルトラマン80が戦うことなく、完全に地球警備隊に倒された怪獣。
タロウでもバルキー星人が東光太郎に倒されましたが、あちらは変身しなかったとはいえ一応はウルトラマン。
しかし、こいつはウルトラマンが完全に手を出すことなく負けた敵。
ストーリーとしては、ウルトラマンの力を借りずに、人間が暮らす地球を人間が守るということを目的としたものなので、物語的には素晴らしいのですが、ボス怪獣としてはいまいちと言わざるを得ませんね。
ということで、昭和ウルトラマンの最後の闘いをまとめました。
振り返ると、ただ単にウルトラマンが超強力な怪獣を倒して終わり、という終わり方をしたウルトラマンは意外なほど少ない……というより、帰ってきたウルトラマンぐらいしかありません。強いて言えばエースもそうでしょうか。
とはいえ、これも昭和期のウルトラマンの特徴と言えるでしょう。
ただ単に子供向けの特撮というわけでもない、ウルトラシリーズ。
だからこそ、最終回の敵も、ただ強いだけではないラスボスたちが、選ばれたのではないでしょうか。