東西南北各所に存在! ご当地萌えキャラ

全国でゆるキャラが流行る昨今ですが、各ご町内で作られるキャラクターはぬいぐるみ的かわいさのゆるキャラばかりではありません。
ゆるキャラよりも一足早く、ちょっと流行って微妙にブームが消えた感のある全国ご当地萌えキャラを、今回は紹介したいと思います。

まだまだご当地萌えキャラなんて言葉がほとんどなかったころに登場した、先見の明がありすぎる茨城県下妻市のキャラクター。
茨城県で有名なオオムラサキを擬人化したキャラクターなのですが、登場以降から物議を醸しまくっています。

まず、オオムラサキがモチーフというのは前述のとおりですが、この羽根の模様は、どちらかと言うと「オス」の個体のものだということ。
正確に言えばオスのものとも違うのですが、メスよりはオスに似ているということに変わりはありません。
また、シモンという名前も外国圏では基本的に「男性」名である、ということ。
公式に「性別不明」と名言。
などなどから、このシモンちゃんは実は男、いわゆる男の娘であるのではという事態に。どれだけ先見の明があったのかと。

とは言えあくまで公式には性別不明、羽根も正確にはオスでもメスでもなく、シモンという名前も明らかに下妻市から取られているので、あまり大きくは主張しないようにしましょう。

兵庫県

いまいち萌えない娘

ご当地萌えキャラというと若干趣旨が異なりますが、ゆるキャラで言えばふなっしーみたいなものなのでご紹介。
恐らく界隈では非常に有名になったキャラクターなのではないでしょうか。

神戸新聞社が出した求人広告に掲載されていたキャラクター(イラスト)で、絵柄の絶妙な下手くそさや、なんだか一枚二枚は外した服装のデザインなどで、ネット界隈に一気に浸透。
恐らく一発限りのつもりだった神戸新聞社もあまりの人気に各種メディア展開を開始しました。
各種の萌えキャライベントに参加したり、とあるブラウザゲームにちょっと強すぎるぐらいの性能で参加したりとやりたい放題。

さらにはアニメにゲスト出演を果たしたことでCVも決定。兵庫県出身の寿美菜子氏です。
同シリーズの人気投票で、まさかのベスト7入りも果たし、あくまでゲストキャラなのにドラマCDにも出演。
萌えキャラ界隈の中で、規模がでかいんだか小さいんだかわかんない感じのキャラクターになりました。

広島県

もみ子

広島県の有名なお菓子、もみじまんじゅうのPRキャラクター。
厳島神社の神様見習いという設定。
服装は厳島の鳥居や、もみじまんじゅうの要素を取り入れています。

隣の鹿はニホンジカのアルフレッド後藤。名前だけは妙にカッコいいです。
ちなみに後藤というのはもみじまんじゅうの販売会社、後藤製菓からです。

ちなみに企画全体の名称が「もみまん。」とのことで、ひらがな四文字的な意味では正解のネーミングですが、言葉の響き的にはややアウトげな感じがしますね。

沖縄県

琉Q大戦 はぶ×まん

沖縄の酒・泡盛や、伝統のお菓子ちんすこうの商品に付属する萌えキャラです。
この琉Q大戦 はぶ×まんという架空のTVアニメのキャラクター、上運天にらいというキャラクターがパッケージキャラクターです。
微妙にブラックなアニメの設定があったり、公式サイトのキャラクター関係図がカオスの極みだったりとただの萌えキャラに留まらないちょっとおかしな萌えキャラです。

というわけで、全国の萌えキャラの一部をご紹介しました。
調べようとすると全国各地、各自治体にも萌えキャラが存在していたりもするので、すべての紹介は不可能です。
自分の住んでいる地域や、生まれ故郷の萌えキャラを調べてみると、面白いキャラクターがいるかもしれませんね。

水野忠邦
水野忠邦
@toriiyouzou

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