
三四郎(さんしろう)とは、2005年結成のお笑いコンビ。ツッコミの小宮浩信がボケの相田周二を誘う形で結成された。一見アドリブのように見える独特なテンポの漫才を得意としており、相田の強烈なボケと、小宮がたどたどしい滑舌で繰り出す鋭いツッコミといったキャラクター性もお茶の間で人気を獲得した。『THE SECOND 〜漫才トーナメント〜2023』のファイナリストという確かな実力を持ち、バラエティ番組など多岐にわたって活躍している。
小宮が「雨の日に酔って転んだ」おかげで上昇した三四郎の知名度
2013年の雨の日、泥酔して終電に乗るために路上を走っていたところで転倒した小宮は、顔面を強打して前歯2本が欠けるケガを負ってしまう。
その際に一緒にいた後輩が引いていたことに気付いた小宮は咄嗟にオーバーリアクションで「大丈夫だ」とアピールしたものの、今度はそのリアクションの勢いが余ってガードレールに右膝が激突、打撲箇所を亀裂骨折してしまった。小宮が言うには「ただの芸人魂」が引き起こした事故とのことだが、その2日後には『ゴッドタン』の収録が控えており、彼はこの怪我のため右脚をギプスで固めた上に車椅子へ乗った状態で出演している。この姿はスタッフや共演者はもちろん、視聴者にも強烈な印象を残し、三四郎の知名度が上がるきっかけになったという。なお、小宮はその後もしばらくの間、ライブなどで松葉杖をついた状態で活動していた。