アンタ実は主役だね!?濃ゆいのに萌える映画の脇キャラ
映画を見ていると思うことがあります。「このキャラ、主役食ってない…?」陰の主役とまではいかなくとも、そんな「濃い」キャラをば集めました。
フランク(『メン・イン・ブラック1及び2』)
一見するとパグ。でもその実は宇宙人です。一作目でも二作目でも服着てました。一応知的生命体なのでしゃべります。一作目では重要なヒントを主人公たちに教えてくれました。
で、二作目では「エージェント(地球にいる宇宙人の動向の監視等を行う)になる」と言って、エージェントの制服を。「いい刑事、悪い刑事」というコンビネーション調査があるようで、ウィルスミス演じる主人公の「J」に「それをやるんだろ?お前が優しく聞いて俺が唸る感じで!」とノリノリで語ってました。
もういっそ、エージェントにしてあげたらどうでしょうか…大して役に立ってませんでしたけど、ワームなる宇宙人に偉そうに「武勇伝」語ったり、存在感とキャラはかなりのものでしたし。あ、銃使えないか?そもそも彼自身地球人じゃありませんし。
ジーブス(『メン・イン・ブラック1及び2』)
同じ作品から。やはり宇宙人で、禁制品の宇宙銃なんか売ってます。表向きは盗品の時計売ってますが。この人の濃ゆいところは、「頭撃ち抜かれても再生可能」な点でしょうか。痛いことは痛いようですが、口の中に銃打ち込まれても「味覚音痴になったらどうしてくれんだよ」とボヤく程度で済んでますし。結構平気で裏切るし…。まあ禁制品売るような人ですから。でも憎めないってどういうことでしょうか。
記憶再生装置とやらの配線でポップコーン作ったり、何かかわいいんですよね。
アッティラ(『ナイトミュージアム』)
「夜になると、展示品が動く」と言うよくある設定ですが、濃ゆい人が結構います。
何かというと「お前を引き裂く!」と(部族の言葉でですが)言うアッティラさん。「引き裂く」ことにこだわる理由を看破されて泣いてました。その後、悪党追いかけて捕まえた時「マキカカ」なる行為をしてもいいかと主人公に聞き、「ちょっとならいいよ」と言われた時の小さなガッツポーズ…。かわいいんですけど、何なんでしょうか、マキカカ…。
オクタウィウス、ジェド
オクタウィウスが割と早目に主人公を「主人」と認めたのが何か潔いですね。「二人ともリーダーという点では同じだろう」と言われて仲良くなったり、ジェド(ジェデダイア・スミスという人物)がミニカー操ったり…。二人とも結構順応速いです。諌めてくれる人が必要だったんですね…。ジェドのノリの良さ、オクタウィウスの潔さ、夜の度戦争していた様などが、濃ゆいというか何か印象に残ります。
ネアンデルタール人(『ナイトミュージアム』)
火を起こそうとしている人たちです。何でか消火器の泡にはまったご様子。
そんな出番ないんですけどね。
サル(『トイ・ストーリー3』)
イチゴの臭いがする熊のぬいぐるみ、ロッツォ・ハグベアにより支配されている保育園における、「おもちゃの監視役」です。夜になって職員が帰る(人間がいなくなる)と事務所にある複数の監視モニターをじー…っと見てるんです。その役目は、イモムシ組(まだ物心がついていない、おもちゃの扱い方が分かっていない子のクラス)のおもちゃの脱走阻止。