独断と偏見で紹介するウルトラ怪獣【メトロン星人編】

皆さんはウルトラ怪獣というものをご存知ですか?怪獣と聞くと「どれも似たような奴ばっかりでしょ?」と思われるかもしれませんが実はそうじゃないんです!今回は個性溢れるウルトラ怪獣(宇宙人)「メトロン星人」を紹介します。

どんな宇宙人なの?

メトロン星人の初登場はウルトラセブンの第8話「狙われた街」。見た目は赤や青の体色が特徴的な宇宙人で、侵略と征服を目的に地球へやってくる。これまでに何度も他の星を乗っ取っており、狡猾な作戦を好む。劇中では街の煙草の自動販売機の中に興奮作用のある宇宙ケシの実を仕込み、その煙草を吸った人間同士が滅ぼしあう機会を伺っていた。モロボシ・ダンとちゃぶ台を囲んで対話するなど人間社会に随分と溶け込んだ様子を見せる。ウルトラセブンと対決するも戦闘能力では敵わなかった。最後はアイスラッガーで切り裂かれた後にエメリウム光線を喰らって爆発したのだが…

死んだと思われたメトロン星人はなんと、ウルトラセブンの放映から約40年後の「ウルトラマンマックス」にて再登場を果たす。瀕死の状態のメトロン星人は地球人のケン少年(とその父親)に助けられていた。40年間の間にすっかり地球に馴染み、どこか地球人に対する愛着と哀れみを持っている。巨大化するもののウルトラマンマックスと戦闘することは無く、迎えにきた円盤に乗って宇宙の彼方へと帰っていった。

その他にメトロン星人は様々な作品に登場している。侵略宇宙人ではあるが、どこか独特な雰囲気をかもし出しているのもまた事実。

こちらはモロボシ・ダンとメトロン星人がちゃぶ台を囲んで対話するシーン。穏やかな口調だがどこか地球人を見下しているフシがある。夕焼けをバックにセブンとメトロン星人が対決するシーンは必見。

こちらは「ウルトラマンマックス」に登場した40年後のメトロン星人。顔から胴体にかけて縫い目があるが、これはアイスラッガーで切り裂かれたのをケン少年の父親によって縫合されたものである。お手製(?)の眼兎龍茶でカイト隊員をもてなしたりジャンケンをするなどコミカルなシーンが見られる。

こちらは「ウルトラマンA」に登場したメトロン星人Jrで初代の子供とされている。初代とは違う顔付きや5本指になど体の作りが異なっている。TAC基地のミサイル破壊を目的に、隊員の殺害やウルトラマンAとの戦闘を繰り広げるなど好戦的な性格。ドラゴリーやムルチなどと連携してAを追い詰めるが、最後はバーチカルギロチンで体を真っ二つに切断されて死亡する。

こちらはウルトラゾーンに登場したメトロン星人。警察官から職務質問を受けることになる。

こちらはメトロン星人のソフビ人形。様々な種類のものが存在しており、どれもコミカルな印象を受ける。ちなみに劇中のちゃぶ台を囲んで対話するシーンもフィギュア化されている。

こちらはモロボシ・ダンとメトロン星人の対話シーン。

今回はここまで!

いかがでしたか?次回もきっと気になるウルトラ怪獣を紹介しますのでチェックしてみてくださいね!

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