馬鹿よ貴方は(お笑いコンビ)の徹底解説まとめ

「馬鹿よ貴方は」とは、2008年に結成されたお笑いコンビ。コンビ結成後は「M-1グランプリ」などの賞レースに積極的に挑戦し、2014年に「THE MANZAI 2014」で決勝進出を果たしたことで注目を集めた。ツッコミの新道がネタ作りを担当し、ボケの平井"ファラオ"光が独特の風貌と語り口でボケるという、独自のスタイルの漫才を持ち味としている。コンビとしての形式を維持しながらも双方が様々な分野で幅広く活躍し、それぞれの強烈な個性と専門性を生かした活動でも存在感を示すお笑いコンビとして愛されている。

「馬鹿よ貴方は」の概要

「馬鹿よ貴方は」(ばかよあなたは)とは、新道竜巳と平井“ファラオ”光によって2008年に結成されたお笑いコンビ。サンミュージックプロダクションへの所属を経て、2025年9月からはフリーで活動している。新道がネタ作りを担当し、ファラオが独特の風貌と淡々とした語り口でボケを繰り出す、独自のスタイルの漫才を持ち味としている。
コンビ結成後は「M-1グランプリ」などの賞レースに積極的に挑戦し、2014年に「THE MANZAI 2014」で決勝進出を果たしたことで注目を集めた。さらに2015年には「M-1グランプリ2015」で決勝進出を果たし、独特のテンポと間を生かした漫才を披露。ファラオの飄々としたボケに対して新道が独特の言葉選びで応じる掛け合いは、一般的な漫才とは異なる「静かなる毒」ともいえる個性を持ち、強いインパクトを残した。
その後も「キングオブコント」や「ツギクル芸人グランプリ」などの賞レースに出場する一方、テレビ、ラジオ、ライブなど幅広い分野で活動。ファラオは独特のキャラクターを生かして単独でバラエティー番組などにも出演し、海外文学や音楽、映画などへの造詣の深さを生かしたトークでも知られるようになった。また、新道はお笑い芸人としての活動に加え、芸人の研究や評論、ライブプロデュースなどにも力を入れ、独自のお笑い論を発信している。
コンビとしても賞レースへの挑戦を続け、2020年代には「THE SECOND~漫才トーナメント~」にも出場。2025年には所属していたサンミュージックプロダクションを退所し、フリーへ転向した。現在も「馬鹿よ貴方は」としての活動を継続しており、コンビとしての漫才に加えて、それぞれの個人活動にも取り組んでいる。
派手な動きや大声を前面に出すのではなく、独特な「間」とシュールな会話、ファラオの不思議な存在感、新道のひねりの効いたツッコミによって笑いを生み出す「馬鹿よ貴方は」。賞レースでの実績だけでなく、2人それぞれの強烈な個性と専門性を生かした活動でも存在感を示している、独自路線のお笑いコンビである。

「馬鹿よ貴方は」のメンバー

新道竜巳(しんどう たつみ)

本名:濵島英治郎(はましま えいじろう)
1977年4月15日生まれ
千葉県出身
東京NSC 第7期生 スクールJCA8期生
好物 うまい棒のコーンポタージュ味
基本的に家から出てきたままの格好で舞台に上がる

平井“ファラオ”光(ひらい ファラオ ひかる)

本名:宇井光(うい ひかる)
芸名の由来は「エジプト好き」と「本名が聞き取りにくい」から
1984年3月21日生まれ
神奈川県出身
東京NSC8期生 ワタナベコメディスクール2期生
かつてバンドを結成しており、ボーカルを担当していた
座右の銘はB’zの「ウルトラソウル」の歌詞の中にある「希望と失望に遊ばれて鍛え抜かれるDO it…」

「馬鹿よ貴方は」の活動経歴

結成と独自のテンポの漫才確立

結成以前、新道は複数のコンビ・トリオを経験し、ファラオも「極東」「魔女狩り」などのコンビで活動。2人はそれぞれピン芸人として活動していた時期に、東京・蒲田で行われたライブで初共演。独特なキャラクターを持つファラオに新道が惹かれ、「この人が相方なら面白い台詞を考えやすい」と考えたことからコンビ結成に至った。
結成当初は「新道竜巳と平井“ファラオ”光」など、その時々で異なる名前を名乗っていたが、ネタ合わせのために訪れたカラオケボックスでコンビ名が決定。曲目リストにあった「馬鹿よ貴方は」というタイトルを新道が読み上げた際、ファラオが反応したことから、そのままコンビ名として採用された。
主に新道がネタを作り、ファラオが独特のキャラクターを生かして淡々とボケる漫才を展開。大きな声や激しい動きを多用せず、ゆったりとしたテンポと長い「間」を生かした独特の芸風で、徐々に注目を集めていった。

賞レースへの挑戦

結成後は「M-1グランプリ」に挑戦し、2008年の初出場では1回戦敗退、2009年と2010年には2回戦へ進出するなど、着実に実績を積み重ねた。そして転機となったのが2014年。フジテレビ系の「THE MANZAI 2014」で認定漫才師に選出されると、本戦サーキットで好成績を残し、決勝進出を果たした。
「THE MANZAI 2014」への出場をきっかけに知名度を高め、同年末頃にはオフィス北野へ所属。以降はテレビやネタ番組への出演も増え、独特な漫才スタイルが広く知られるようになった。

さらに2015年には、5年ぶりに復活した「M-1グランプリ2015」で決勝進出。決勝では「静かなる毒舌漫才」と紹介され、最終的に8位となった。ファラオの淡々としたボケと、新道の独特なツッコミによる漫才は強烈なインパクトを残し、コンビの代表的な活動実績となった。
その後も「キングオブコント」で準決勝へ進出するなど、漫才だけでなくコントにも挑戦。2016年には「ビートたけしのエンターテインメント賞」で日本芸能賞を受賞するなど、独自の存在感を発揮していった。

幅広く多彩な活動へ

個人での活動でも人気を獲得。ファラオは「歌うま芸人」としても知られている。

M-1グランプリ決勝進出後は、テレビ番組への出演や単独ライブなど活動の幅を広げていった。ファラオは独特の風貌と落ち着いた口調を生かして単独での出演も増加し、『アメトーーク!』などのバラエティー番組にも出演。一方、新道はコンビ活動に加えて、芸人を研究・分析する活動にも力を入れ、「新道竜巳の喋喋喋る」などのトークライブを主催したほか、女性芸人を題材としたライブや連載なども展開した。

2018年6月にはオフィス北野を退所し、サンミュージックへ移籍。以降もコンビとして活動を続け、2019年には「ツギクル芸人グランプリ」で決勝進出を果たした。

一方、賞レースではM-1グランプリへの挑戦を継続。2016年には準決勝、2017年には準々決勝、2019年にも準々決勝まで進出するなど、決勝進出後も挑戦を続けた。2022年のM-1グランプリでは、過去に決勝進出経験のあるコンビとしては初となる1回戦敗退を経験したが、2023年にも出場し、3回戦まで進出している。

フリーの活動で独自ポジションを維持

国民的ご長寿番組『笑点』でも漫才を披露した「馬鹿よ貴方は」

2020年代に入ってからも、それぞれの個人活動を並行しながら「馬鹿よ貴方は」として活動を継続。新道は「ごみラジオ」などでお笑いに関する発信を続け、ファラオも独特のキャラクターを生かしてテレビ、ラジオ、ウェブ番組、ナレーションなど幅広く活動している。
2024年からは「THE SECOND~漫才トーナメント~」にも挑戦。2024年、2025年、2026年と選考会に出場している。
2025年9月にはサンミュージックを退所し、フリーで活動することを発表。コンビは解散せず、所属事務所を離れてそれぞれ活動を続ける形となった。現在はコンビとしての活動頻度は高くないものの、年1回程度「THE SECOND」の選考会で漫才を披露するなど、コンビそのものは存続している。
派手なリアクションや高速の掛け合いとは一線を画した、ファラオの淡々としたボケと新道の独特なツッコミによる「間」のある漫才で異彩を放ってきたコンビとして、2014年の「THE MANZAI」、2015年の「M-1グランプリ」と大きな賞レースで相次いで決勝進出を果たした後も、個々の活動とコンビでの活動を並行しながら、独自のポジションを築いている。

「馬鹿よ貴方は」の出演番組

テレビ

週刊スカパラニュース

BSスカパー!で放送された番組。ファラオがナレーションを務めた。

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