可愛い外見に哲学の様な深~いセリフ。ぼのぼのが愛されているワケ
『そうか、強くなるっていうことはわかることか。わからないから、こわいんだね』
ゆるキャラの様なふにゃっとした外見のラッコのぼのぼのの一コマ。ふとした一言がとても考えさせられますね。
グッズも販売したりアニメ化したり、未だに根強い人気を誇るそんなぼのぼのの長ーく愛される理由を紐解いていきます。
ぼのぼのとは?
『ぼのぼの』(BONOBONO)は、いがらしみきおによる日本の4コマ漫画(ただしほとんどは8コマ)作品と、その主人公のラッコの名前。また、その4コマ漫画を原作とするテレビアニメーション・アニメーション映画。
不条理ギャグと哲学とほのぼのが融合した、独特の作風が特徴。2014年7月時点で第39巻まで発売されており、総発行部数は2007年時点で約900万部。2006年で連載20周年を迎えた。
出典: ja.wikipedia.org
森の主な住民達
ぼのぼの
シマリスくん
アライグマくん
スナドリネコさん
愛される哲学的名言・名セリフの数々
ぼのぼの
ボクらはムリばかりしている。どうなりたいんだろう。
どうなりたくないんだろう。
たいへんなことはいつも起きていて、ボクたちがそれを知らないだけなのだろう。
シマリスくんはユーウツなのだ。
ユーウツというのは、こまることをこまることだ。
誰かといっしょに歩くのはたいへんだね
ぶつからないように はなれないように
話しながら笑ったり 曲がらないようにして
あわてないようにして うるさくないようにして
何かを探すんだったら道をまちがえちゃいけないよ。
ひとつでもまちがえるともう見つからないよ。
でもまちがっても大丈夫。
別なものが見つかるから。
シマリスくん
わかってみればどうってことないことばかりなのでぃす。
でも問題は、どうしてみんなそんなどうってことないことばかりやるのかなぁということなのではないでしょうか。
いつだったかおとうさんがたいせつにしているものをこわしてしまったことがあるのでぃす。
正直に言おうか言うまいか三日三晩悩みました。
その間が地獄なのでぃす。しかし正直に言うと決めれば地獄は終わるのでぃす。
あとは最悪でも、どなられるかなぐられるだけではねいでぃすか。
ぼのぼのちゃん、大人になるとともだちはいなくなるのよ。
大人になると『ともだち』じゃなくて、『友人』になるのよ。
『友人』だから、『ともだちのひと』ということよ。
だから『ともだち』とはちがうのよ。
アライグマくん
生きていくのって難しいとか思ってるわけ?
難しいって誰かに言われたから、難しいと思ってるんじゃないの?
メシ食って動きまわって寝て、メシ食って動きまわって寝て、死ぬ時が来たら死ぬしかないんだよ。
それのどこがむずかしいんだよ。
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