『おそ松さん』深い所とヤヴァイ所
何ていうか、アニメ界というかテレビ界に対する限界というか、挑戦を目指しているかのごとき快進撃の『おそ松さん』。パロディ多様のみならず「それはまずかろう」と思われるシーン、展開の数々…2015年の中でも特に「大丈夫か!?」と思われるものを抜粋しました。しかし、中には結構深い意味が込められているものも…。
深い所:クリスマスだからって浮かれすぎないように、ということでしょうか。「イケメンが争って取り合いなんてしてくれない」し、「必ずしも恋人がいるわけでもない」。元はキリスト教の神聖な行事ですが、日本ではお祭りもしくは恋人の行事と化しています。悪いことじゃありませんが、ここで第一話と同じ「イケメン化」の手法を持ってくる辺り、クリスマス商戦や、クリスマスに夢を見すぎる人々を皮肉っているんでしょうか。「あんま歪曲化スンナ」と。あと「結局は金」…ミスター・フラッグ設定は生きてましたね。