東日本大震災後に韓国の街にあふれた応援と支援の声

ここでは2011年に起きた東日本大震災の直後、韓国の町にあふれた応援の声や支援の様子の画像をまとめた。震災の後、世界中の国々から支援の手が差し伸べられたが、韓国は特に大きな応援を寄せた国のひとつだ。

いつもなら日本観光客であふれ、「ここは日本か?」と思うような明洞の通りですが、この時は 日本の観光客の姿に代わって、日本を助けようとする韓国の人たちであふれていました

一番左の日章旗に絆創膏が貼られたプラカードには、韓国的な表現として、

「アプジマ(痛くならないで)日本」とある。

学生たちが、日本を救援するための募金活動を行いました。

一番上の左、日章旗が書かれた赤いプラカードには、「私たちの隣人・日本を助けてください」とある。

一番下は、その姿を見て、思わず涙を浮かべている日本観光客たち。

明洞のウリ銀行前で、韓国YWCAが東日本巨大地震の被災地を救援するための
募金活動を行い、市民たちが募金と共に、激励や応援のメッセージを寄せた。
一番下の韓国語には「日本の方たち、力(元気)を出してください――応援します」とある。

ソウル明洞のウリ銀行前、韓国YWCA日本地震被害支援募金で韓国の子供たちが寄付している。

3月20日(日)ソウルマラソン

「被災地のために韓国で私たちができること」をテーマに少しでも被災地の方々に勇気とメッセージを伝えようと

スタート前「힘내요. 일본! がんばれ、日本!」の青い横断幕が掲げられた。(テレビ画面を撮影)

右上の電話番号は「日本地震被害の助け」と題して電話を受け付けている

スタート地点ではランナー全員で1分間の黙祷が行われた。

救援物資。

3/18、釜山港から船で被災地に送られた毛布・インスタントラーメン・生活必需品などの救援物資。

3/15、釜山で日本の地震被害援助救護品セット1200個を袋詰めする高校生たち。

일본응원메세지 we pray for Japan! 日本の皆様、頑張ってください!

子供たちから応援の動画

■「がんばれ!日本」が合言葉

■前例ない2日で5万人が募金参加!

韓国国民による日本支援は、昨日(3月15日)だけで、4万1260人が約6億ウォン(約4300万円)を寄付したということで、前日と合わせて5万3941人が20億3727万ウォン(約1億4513万円)を寄付したことになり、韓国国際飢餓対策機構のパク・ソンヘ・チーム長によれば、「2日間に5万人以上が募金に参加したのは前例がない」とのことです。

●3/15 KBS募金放送1回で48億ウォン(約3億7千万円)!

韓国国民のこの真心の波は、地震発生当日にMBCテレビが発した「韓流ブームに影響を与えることが危惧される」のような発言に、不謹慎だとネットユーザーが皆で激怒したのに始まった。今や全国各地で行われている募金全体像は、とうてい一つひとつ把握が不可能なほどでKBSの日本支援のための生放送番組では、3/15のたった一回の放送で48億ウォン(約3億7千万円)にも及ぶ温かい誠金が集まりまった。

韓国のテレビ番組「がんばれ!日本」

16日にはMBCとSBSが同様のチャリティー番組も

「いなり寿司」が無料で提供された

3/20、ソウル小公洞のロッテデパート本店で、韓国外国語大学所属のボランティア学生たちが、

「愛と希望の大バザー」開催。募金参加者全員に日本料理として「いなり寿司」が無料で提供された。

おいなりさん(*^_^*)

●「가깝고도 가까운(近くても近い)隣の国!」

嘉泉医科大学教養学部の日本語受講生と日本語学科学生たちが募金に列をなしている。

立て札には、よくいう「近くても遠い日本」をもじって、「近くても近い隣の国!」とある。

「美しい海岸都市仙台に友情を…」という立て札も。(『京仁日報』)

大田市の韓南大のキャンパスでの募金。「近い隣人・日本に韓南大生たちの愛を見せましょう!」

交換学生である「さわだ・たつや」さん(21)は、「寒い天候にもかかわらず、募金活動を一生懸命してくれる韓国の学友たちに感謝する。隣国韓国に困難があれば自分も立ち上がりたい」と語ったという。

大田市の大田大学で図書館内に6ヵ所準備された募金箱に、列をつくって募金する学生たち。「日本の涙を拭いてください!」とある。

忠清南道牙山市の鮮文大キャンパスでは、多くの外国人留学生たちが募金に参加した。(『朝鮮日報』)

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