ドラえもん過去5年間の歴代映画主題歌まとめ

歴代主題歌を担当したアーティストをおおまかにまとめてみる

前述で紹介した通り、ドラえもん映画は第一作公開から今年で35周年を迎えました。
これまで主題歌を担当したアーティストは矢沢永吉さんや海援隊、小泉今日子さんなどビッグネームがそろっています。
作詞などのクレジットを含め、担当した回数が多いのは武田鉄矢さんでしょう。

彼は第一作「のび太の恐竜」の主題歌で初代のドラえもんの声を担当した大山のぶ代さんが歌う「ポケットの中に」という歌を作詞したりなど、彼が関わった作品は16作品に及びます。

声優が交代する直前やそれ以降はスキマスイッチやゆずなどのJ-POPアーティストが担当するようになりました。
歴史あるドラえもん映画主題歌で最新作から過去五年の主題歌をまとめてみます。

2011年度 友達の唄/BUMP OF CHICKEN

2011年に公開された「新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜」の主題歌です。
BUMP OF CHICKENのボーカル＆ギターの藤原基央さんはこの主題歌を担当するにあたって「当時このリメイク元となった映画を見たので感慨深い」と語っていて映画に登場するロボットの少女「リルル」とのび太たちの友情を描いたような歌詞が魅力ですね。

2012年度 生きてる生きてく/福山雅治

2012年に公開された「のび太と奇跡の島～アニマルアドベンチャー～」の主題歌です。
生命のリレーというテーマで書かれている歌詞が面白いです。
福山さんは前年度の映画に「福山雅秋」役で声優で出演しており、スタッフに「次は主題歌で！」と話したところその話をスタッフが覚えていて主題歌に起用されたというエピソードがあります。
その後、彼はドラえもんのTVシリーズのレギュラー放送にも「福山雅秋」役で出演したこともあります。

2013年度 未来のミュージアム/Perfume

2013年に公開された「のび太のひみつ道具博物館（ミュージアム）」の主題歌です。
MVはタイムスリップやドラえもんタッチで描かれる3人が登場するなどドラえもんを意識した内容になっていますね。
また、ライブでも振付にドラえもんのひみつ道具を意識したような振りがあります。

2014年度 光のシグナル/Kis-My-Ft2

2014年に公開された「新・のび太の大魔境～ペコと5人の探検隊～」の主題歌です。
昨年度に引き続き、ドラえもんタッチで描かれた7人がCDのジャケットに登場したりMVが公式でなかったのでドラえもん盤のジャケットを貼りましたが、MVでのメンバーの衣装もドラえもんカラーになっています。
この曲の作詞はレーベルメイトである5人組ロックバンド「東京カランコロン」のキーボード＆ボーカルせんせいが担当しました。
また、ドラえもん歴代映画主題歌で初めてジャニーズ関連グループが担当しました。

番外編 ひまわりの約束/秦基博

2014年に公開されたドラえもん初の3DCG映画「STAND BY ME ドラえもん」の主題歌です。
デビュー時から硝子でできたような透明感のある彼の歌声と温かみのあるサウンド、のび太とドラえもんのことを書いたような歌詞が感動を誘いますね。
余談ですがこの映画には青年のび太役でトヨタのCMでのび太役を演じている妻夫木聡さんが出演しています。
また、4人組ロックバンド「TOTALFAT」も最新シングル「宴の合図」のカップリングでこの曲をカバーしています。

2015年度 360°/miwa

今年公開の「のび太の宇宙英雄記（スペースヒーローズ）」の主題歌です。
映画のような360°宇宙を駆け巡るような歌詞に明るいサウンドが子供からも人気の高い楽曲になっています。
シングルの期間限定生産盤では、ドラえもんメインキャストがコーラスで参加したバージョンが収録されています。

彼女はTVシリーズで本人考案キャラ「ワーミー」の声優としても出演したことがあります。

過去五年間の主題歌を聞いて

いかがでしたか？
近年の主題歌も映画の内容とリンクした曲が多いですよね。
来年の映画は「新・のび太の日本誕生」。
そちらの主題歌も気になるところですね。