オジサンなのに、かわいい!?萌えおやじ特集

映画や海外ドラマなどを見ていると、どう見ても「オッサン」にしか見えないキャラなのに妙にキュンキュンさせられる人物がいるように思いませんか?「やだ、何このおじさん、カワイイ…」というような。そんな「萌え親父」を思い付くままご紹介いたします。

ギャップ萌えおやじ編

(元)ヒーローですが、何か?

まずは、地上波にて毎週水曜夜7時25分から放送中の『超能力家族・サンダーマン」より、父親のハンク・サンダーマン(演:ジャック・グリフォ/声:堀内賢雄)。かつてはスーパーヒーロー「サンダーマン」として怪力や空飛ぶ能力を駆使して悪と戦っていましたが、引退した今はメタボなオッサン状態です。元スーパーヒーローの名に恥じない活躍をしてきたにもかかわらず、今やすっかり「普通のオッサン」(能力は健在)になっている上、アイス欲しさに娘の受験に付き添ったり、能力が健在なのにも拘らず本を投げつけて、地球を一周した本が背中に直撃したり、能力もしょうもないことに使ったりしているのです。未だ人気も知名度もあるスーパーヒーローでも、現状は能力を使わなければただの親父。そんなギャップが萌え所です。

こう見えて、いろいろ背負ってます。

次に『ステキな金縛り』より、更科六兵衛(演:西田敏行)。戦国時代、忠臣にもかかわらず裏切り者の汚名を着せられて殺された落ち武者の幽霊であり、見た目は怖さ満点。しかしテレビで現代の事情をよく知っていたり、ファミレスで沢山メニューを注文したり、話し方が時々今風になったり…東京の町を主人公と歩いてはしゃぐ様がかわいすぎます。

天然萌えおやじ編

あなたが抱えているのは息子さんではありません。

次に紹介するのは『ドラえもん のび太とアニマル惑星』に登場する「ゴリ郎の父」です。「ただのゴリラの船長じゃん」とお思いでしょうが、彼はいわゆる「天然萌え」に属すると思います。息子とジャイアンを間違える、ドラえもんを狸と間違えるなど。ドラえもんが狸と間違われるのはよくあることですが、彼は狸に対して「ドラ猫さん」と話しかけてもいました。

愛すべきバカ(褒め言葉)

最後にホーマー・シンプソン。色々と賛否両論ある作品の上、自分の父親を嫌っていたり隣人とトラブルもあるようですが、半面子供と対等に言い争ったり、言い負かされたりしています。皆から馬鹿にされても全然気にせず、超ポジティブなのです。ある意味見習いたい、ような気がするほどに。大平透さんの超渋声も相まって、ギャップ萌えまで併発している、ある意味で究極の萌え親父かもしれません。

萌えおやじ最大にして共通の魅力

いろいろと書きましたが、なぜ彼らは「萌える」というか魅力があるのでしょう。ハンクはヒーローからメタボ親父に変わっても、自身の子供を諭すべき時には諭します。六兵衛も忠実なる侍でしたし、主人公を諭すシーンがありました。ゴリ郎の父親は天然というか近視のせいで人違いをするのかもしれませんが、ドラえもんが「狸に間違われるのを嫌がる」ことを知るや「ドラ猫さん」と呼ぶなど気配りができるゴリラです。ホーマーも、父親のことはともかく自身の家族は愛し、励まし、名言ともいえる言葉をかけるのです。みんな立派な大人の男性なのです。でも、やっぱりかわいいと思ってしまうのは…何なんでしょうね。

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