光の魔術師「カーク・レイナート」の描く美しいオーロラと乙女
「カーク・レイナート」の絵はジグソーパズルにもなっているのでご存じ方も多いと思います。その透き通るような美しいタッチの絵は、見ているだけでウットリします。レイナートの作品でも特に有名なオーロラを扱った作品と、妖精や女神といった美しい乙女を題材にした作品をご紹介します。
カーク・レイナート
ニューヨーク在住のアメリカ人アーティスト。
漫画家やアニメーターの親族を持ち、幼少時より高い絵の才能を見せていました。
ブックカバーで有名なのは「英雄コナンシリーズ」。数多くの作品は数多くの賞を受賞しています。
アクリル画が特に有名です。
圧倒的な輝きを放つ虹
降り注ぐ光と色の洪水といった感じの圧倒的なオーロラです。
主役がオーロラの絵としては、このカーク・レイナートの作品がトップではないでしょうか。
色のグラデーションもさることながら、光輝くさまは一体どう描いているのか?と疑問に思われると思います。
実は砕いた真珠の粉が絵の具に混ざっているのです。それをエアブラシで吹き付けて描いているので、現物を前にすると本当にキラキラと輝いています。
更には、星の所に本物のダイヤモンドを埋め込んである作品もあります。
美しい分、価格も張りますが。
ユニコーンとペガサス
カーク・レイナートは色々な動物も好んで描きますが、空想の生き物で好んで描くのはユニコーンとペガサスです。
柔らかな色合いながらも、美しい筋肉の動きとたなびくたてがみが生き生きと描かれ、躍動感に溢れています。
他にも、ウサギや鳥、ペンギン、アザラシなどの和む動物も多く描いています。
輝く乙女
薄布一枚を纏った乙女が、夜の森にひとり。
星空や月との対比が美しい一枚です。