心震わす歌声…ゲーム音楽界を激震させた、「アルトネリコ」シリーズの音楽

アルトネリコシリーズは、アトリエシリーズでお馴染みの「株式会社ガスト」から発売されたゲーム。パッケージやプレイ画像を見ると、まず目が行くのは女の子。その上ジャンルは「ムスメ調合RPG」。ギャルゲーなのかな?と思うくらい可愛い女の子盛りだくさんなゲームなのですが、このゲームの魅力はそれだけじゃありません。
ヒロイン達が奏でる歌は、多重録音を駆使して作られた、とにかく素晴らしいものなのです。

アルトネリコって、どんなゲーム?

アルトネリコシリーズは外伝作や派生作品を抜かすと全部で3作。全作品に共通するのは、ヒロイン達は「レーヴァテイル」と呼ばれる種族で、「詩魔法」と呼ばれる力を使うことが出来ます。

アルトネリコシリーズは、過去の人災によって大地が失われてしまった惑星アルシエルを舞台に、詩魔法(うたまほう)と呼ばれる特殊能力を行使することができる種族「レーヴァテイル」を巡る冒険および主人公とヒロインの心のふれあいを描くSFファンタジー。コンピュータゲームの第1作から第3作までは、大地が失われる以前の技術で作られた三基の巨大建造物と、その周囲の地域のみが「世界」として認識されている世界が舞台となっている。

出典: ja.wikipedia.org

「詩魔法」は、「ダイブ」…分かりやすくいうと「主人公がヒロインの心に直接飛び込み干渉する」行為で生まれていきます。
ヒロインにとっては知られたくない内面まで干渉されてしまうので、お互いの信頼がとても大切。
ダイブ以外の交流で溜まった「DP(ダイブポイント)」を消費する事によって内部まで進んでいくことが出来るのです。
ダイブした先はヒロインの心象世界が広がっており、ヒロインによってファンシーでメルヘンな場合もあれば、トゲトゲの茨が広がっていたりします。
基本的に深く潜れば潜るほど大変な事態になっていきます。

アトリエシリーズの特徴、「調合」の楽しさはもちろんアルトネリコシリーズでも健在。
素材を手に入れ新しいアイテムを作り出し、戦闘に生かすワクワク感は、ガストのゲームならでは。

また、このゲームは結構ギリギリのきわどいムフフな描写も多く、数多く用意されているヒロインの衣装も、基本的に脱げば脱ぐほど強くなる仕様。
お父さんお母さんの前でプレイすると、気まずくなること間違いなし。

とにかく凄いコーラスの数々

毎作の主題歌を担当する志方あきこさんを初めとして、霜月はるかさん、みとせのりこさん、KOKIAさん、井上あずみさん、片桐烈火さん等…豪華な女性歌手達が、レーヴァテイル達の詩魔法を担当するのですが、これが毎回気合入りまくり。

アルトネリコ3のPV。志方あきこさんの歌声が高らかに響き渡ります。

こちらはアルトネリコ1のPV。一作目からも歌に対する気合の入り方はすさまじく、前半で流れている曲も詩魔法のひとつ。

アルトネリコ2のPV。公式映像では殆どが志方あきこさんの歌声ですが、他の歌手さんの歌ももちろん凄い!後半で霜月はるかさんの歌も聞けます。

おわりに

アルトネリコシリーズの楽曲のクオリティは、シリーズ通して素晴らしく、アルノサージュやシェルノサージュといった派生作品も含め数多くのアルバムが発売されています。
ゲーム音楽には抵抗があるという方にも、とにかく一度聞いていただきたい歌の数々。
是非一度、ご視聴ください。

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