意味が分かると怖い話まとめ【解説付き】
ツイッターなどのSNSやインターネット上に時折り登場するネタである「意味が分かると怖い話」。さっと読んだだけではよくわからないけれども、じっくり読み返すと恐ろしいことが書いてあるという文章の事だ。本記事ではインターネット上などに取り上げられた「意味が分かると怖い話」を、解説付きでまとめて紹介する。
落石事故
ある家族が妻の実家に遊びに行くために
田舎までのバスに乗っていた。
山のふもとあたりまできたときに、
子供が「おなかへった」とだだをこね始めたので、
しょうがなく途中のバス停で降りて
近くの定食屋で食事をすることにした。
食事が終わり定食屋に設置されているテレビをふと見ると、
さっきまで家族が乗っていたバスが落石事故で
乗員全員死亡というニュースが流れていた。
そのニュースを見た妻は、
「あのバスを降りなければよかった…」と呟いた。
それを聞いた夫は、
「何を馬鹿なことを言っているんだ!」
と怒鳴ったが、 すぐに
「あぁ、なるほど。確かに降りなければよかった…」
と妻の意図に気づく。
解説
この家族が降りなければ、そのバスは落石事故に巻き込まれなかったかもしれない。
ゲーム
老人が男に言った
「ゲームをしないか?」
老人が説明したゲームの内容は次の通りだ
箱の中に多額の賞金が入れられており、
男が見事箱を開けられたら中の賞金は男の物
箱はとても頑丈であり素手で開けるのは不可能だが
まわりには斧などがおかれている
時間制限などは一切無いらしい
男は是非やらせてくれと答えた
男が金を得るチャンスがあるのに
リスクは無なさそうだったからだ
参加を表明した男に老人が言う
「実は箱にたどり着くまでにはいくつか難関がある
5万円払えば賞金のすぐそばからスタートさせてやろう」
男は笑顔で5万円を差し出した
ゲームが開始した
スタート時から賞金は男の目の前にあった
解説
箱の中に多額の賞金
見事箱を開けられたら中の賞金は男の物
箱の周りに斧などがある
→目の前に賞金があると言うことは、男は箱の中にいるということ。
頑丈で斧などでしか壊せないということは、男は一生箱の中から出ることができない。
井戸
ある日、泣き声がしゃくに障ったので妹を殺した。
死体は井戸に捨てた。次の日見に行くと死体は消えていた。
5年後、些細なけんかで友達を殺した。
死体は井戸に捨てた。次の日見に行くと死体は消えていた。
10年後、酔った勢いで孕ませてしまった女を殺した。
死体は井戸に捨てた。次の日見に行くと死体は消えていた。
15年後、嫌な上司を殺した。
死体は井戸に捨てた。次の日見に行くと死体は消えていた。
20年後、介護が必要になった母が邪魔なので殺した。
死体は井戸に捨てた。
次の日見に行くと死体は消えずそのままだった。
解説
母が死ぬまでは、井戸に捨てた死体は次の日に消えていた。
母を捨てた時は消えていなかったということは、それまでは母が死体を処理していたということになる。
パズル
最近一人暮らしするようになって、
部屋のインテリアとして、パズルを飾ることにしたんだよ。
光を浴びた後に暗くすると光るってやつで、
その光が儚くていいんよね。
この前も夜帰ってきたら、そのパズルが淡く光っててさ、
なんか出迎えてくれているようで癒されたんだよ。
またパズルやりたくなってきたし、
今度は同じサイズで2000ピースのやつ買ってみるかな。
解説
光を浴びた後に暗くすると光るパズルが、一人暮らしの自分が帰ってきたときに光っていたということは…?
バス
最終間近の路線バス。
すこし酔っていたせいかうつらうつらとしていると、
降車ボタンが押された音にはっと目を覚ます。
次は私の降りる停留所。
いかんいかん乗り過ごしていたら大変な所だった。
私が一人降りると乗客の居なくなったバスはそのまま発車する。
客が居ないのにご苦労なこったな。
解説
乗客は彼一人しか乗っていなかった。では、降車ボタンを押したのは…?
誘拐
ある日、そっくりな双子の少女が誘拐された。
双子はガムテープで目と口を塞がれた。
犯罪者は
姉の耳元でヘリウム声になり囁いた
「抵抗したり逃げたら妹を殺すよ。」
そして次は、妹の耳元でヘリウム声になり囁いた
「抵抗したり逃げたら姉を殺すよ。」
解説
被害者は双子。
なのにどっちが姉・妹なのかを把握していた。
双子って、よっぽど身近な人しか見分け付きませんよね。