【陰謀論】イルミナティについてまとめてみた！悪魔崇拝や世界の裏の支配者との都市伝説がある謎の組織【オカルト】

最近テレビなどでよく耳にするイルミナティ

ほんの10年ほど前は宇宙人の存在についてすらも議論されるような世の中でした。しかしアメリカの宇宙開発機構のNASAやキリスト教カトリックのトップであるローマ法王ですら宇宙人の存在をほのめかすような発表、発言をされているような現代において、今まで都市伝説として眉唾物とされていた考えが注目されるようになりました。
そんな都市伝説を世の中に広めた人の一人と言えるのが、このMr.都市伝説 ハローバイバイ 関暁夫さんです。彼が出演するテレビ東京系特番、『やりすぎ都市伝説』はとても人気があり、特に関さんのパートについては毎回放送後にたくさんの憶測や、考察が飛び交い、ネットが賑わいます。
また、たくさんのユーチューバーが都市伝説の話題について触れ、都市伝説はYouTubeではかなり人気のコンテンツとなってきました。
そんな都市伝説の中でも度々耳にするのが『イルミナティ』という団体名です。

【陰謀論】フリーメイソンの会員といわれる芸能人＆都市伝説まとめ【オカルト】 - RENOTE [リノート]

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秘密結社フリーメイソンの会員とされている芸能人についてまとめました。きゃりーぱみゅぱみゅやローラなど、関係があるのではと囁かれている人物や、その理由について解説。日本だけでなく、海外で活躍する有名人・著名人も紹介しています。

そんな話題のイルミナティについてまとめました

イルミナティとは

イルミナティとは、フリーメイソンの中に存在するとされ、フリーメイソンの奥の院と称される組織のことです。歴史上存在した事実はありますが活動内容などが謎のため様々な憶測や陰謀論がささやかれています。

世界中の財団のトップの人間など、様々な権力者がメンバーであるとされ、日本の皇族とも関りがあるといわれています。

イルミナティの歴史

時は300年ほどさかのぼります。17世紀初頭、当時のヨーロッパはイエズス会をはじめとするカトリックの絶対的な権力に支配されていました。
それはカトリック信者でないと社会における役職や要職に就くことさえできないほどでした。

その頃『アダムヴァイスハウプト』という男がドイツのインゴルシュタット大学法学部の教授になりました。

彼自身生まれながらにしてイエズス会の神学校にて初等教育を受けてきました。
当時のカトリックは魔女狩りなどの魔術的な行為をしていて、そのような思想により社会が支配されている現実に彼は疑問を感じていました。
そんな中イエズス会が解散しカトリックの信仰者以外でも役職のつける時代になりました。
これによりヴァイスハウプトは法学部教授になることができました。これは彼にとって運命的なタイミングだったといえると思います。

ヴァイスハウプトは理性や科学などの考え方により社会は支配されるべきであるという思想を持っており、法学部教授という肩書を使い何とかそのような世の中にできないかと考えており、これがイルミナティができるきっかけになったとされています。

ちなみにイルミナティという言葉の意味は、『啓蒙』です。
啓蒙とは超自然的な偏見を取っ払い、人間本来の理性の自立を促すという思想のことです。
つまり何か成し遂げたいことがあるときに神に頼ったり、失敗や不幸を運や呪いなどの科学的には説明のつかないもののせいにして済ませるのではなく、個人の努力により成功したり、失敗しても論理的思考によって分析することが重要というような考え方です。
まったく悪魔崇拝などではありません。
ただ、カトリックの教えの否定という形になるため悪魔崇拝集団といわれているのではないかと考えられます。

そんな啓蒙思想を世界に広めたいという野望を持つヴァイスハウプトですが、当時の常識の真逆の思想だったこともありなかなか同志が集まりませんでした。

そんな中イルミナティのメンバー集めのために彼が目を付けたのが、フリーメイソンでした。

当時のフリーメイソンは宗教や人種などの垣根を超えた自由な団体として徐々に勢力を広げており、ドイツにもメンバーがいました。

噂を聞いたヴァイスハウプトはメンバーを集めるためにフリーメイソンに入会しました。
また、ヴァイスハウプトはイエズス会の解散後、さらに力を持つ団体になると考えていました。

フリーメイソンに入会したヴァイスハウプトは内部から賢い人間などをスカウトしていき徐々にメンバーを増やしていき、メンバーは2000人ほどになりました。
このようなことからイルミナティはフリーメイソンの中でも幹部しか入れない、いわば奥の院という噂ができたのではないでしょうか。

そんな中、イルミナティがヴァイスハウプトの考え方に賛同する派閥と、どちらかとフリーメイソン寄りの思想に賛同する派閥とで二つに分裂しました。

その後1777年、イルミナティにとって最悪といえる出来事が起こりました。それがイエズス会の復活です。そしてヨーロッパのなかでそれなりに力を持ち、目立っていたイルミナティはほぼ全員追放、投獄、処刑などされ一気に解散に追い込まれてしまい、ヴァイスハウプト自身も教授の座を下ろされ国外追放されてしまいました。
これによりイルミナティの歴史は終わりました。

その後バラバラになったり、対立しあったメンバーがそれぞれ各地に散らばり、フランス革命やアメリカ合衆国の建国などをしたと都市伝説では言われています。

イルミナティの解散後、世界各地に元メンバーが散らばったことにより、フリーメイソンの中に元メンバーが残ったり、世界中にイルミナティという名前・思想がひろまりすぎて、自らをイルミナティと名乗る集団が出現したりすることにより、さまざまな都市伝説や陰謀論が語られ現在にいたります。