ウーマン・イン・ブラック2 死の天使(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ウーマン・イン・ブラック2 死の天使』とは、2015年に公開されたイギリス・カナダ合作のゴシックホラー映画。スーザン・ヒルの小説を原作とした『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』の続編にあたり、前作で描かれた「黒衣の女」の恐怖と確立された世界観を受け継ぎつつも新たな設定を加えた、別の物語として構成されている。前作から引き継がれたゴシックホラーの世界観を楽しめる一方、主人公や時代設定を一新したことで、独立した幽霊屋敷ホラーとしても楽しめる作品となっている。

イヴたちと共に疎開してきた子供たちのうちのひとり。いじめっこ気質で、話すことができないエドワードを強引に鬼ごっこに誘い、閉じ込めたりしていた。
施錠されていたはずの屋敷の外で変死を遂げているところを発見される。

その他

ドクター・ローズ(演:エイドリアン・ローリンズ)

疎開してきたイヴたちにイールマーシュの館を仲介した空襲監視員。

黒衣の女/ジェネット・ハンフリー

クライシン・ギフォードで「見たら死ぬ」と語り継がれている怨霊。正体はイールマーシュの館に住んでいたアリス夫人の実妹。姉のアリスによって精神障碍者に仕立て上げられて病院に入れられ、その間に息子のナサニエルを奪われた上に見殺しにされたことに絶望し、自ら命を絶った女性。その後亡霊化し、クライシン・ギフォードに住む住人たちを呪い続けている。

ナサニエル

ジェネットの実子で、イールマーシュの館に住んでいたアリス夫妻の養子。ジェネットと引き離された上に、馬車の事故で沼に落ちたところをアリスに見殺しにされて命を落とした。
前作『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』でアーサーに遺体を見つけ出してもらい、その後は実母のジェネットと同じ墓に埋葬されている。

『ウーマン・イン・ブラック2 死の天使』の用語

舞台・地名

イールマーシュの館

クライシン・ギフォードの沼地に建てられた洋館で、物語の主な舞台。干潮時にしかたどり着くことができず、ゴシック様式の壮観な建物だが全体的に陰鬱な雰囲気を漂わせている。
ドラブロウ夫妻が暮らしていた家で、呪いの起点となった場所。

クライシン・ギフォード

イギリスの田舎町。田舎町ならではの閉鎖的な空気感を漂わせているが、ジェネットの呪いで子供たちの変死が相次いでおり、住民たちが常に神経を尖らせていたということが判明する。

その他

黒衣の亡霊

クライシン・ギフォードに現れる、黒い服に身を包んだ女の亡霊。住民たちからは「姿を見ると死ぬ」と言われて恐れられている。
正体はイールマーシュの館の夫人、アリス・ドラブロウの実妹であるジェネット・ハンフリーで、息子を理不尽に奪われた恨みを持つ女性。自身と同じく子供と引き離されたイヴの同情心に付け込み、彼女に取り憑いている。

『ウーマン・イン・ブラック2 死の天使』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

監督が変わって変化した恐怖演出

本作と前作『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』については、ナンバリングタイトルではあるものの、2つの作品は別物と捉えることができるほど演出に差があることで話題となった。
そもそも監督が交代しているという事情から、前面に出そうとした雰囲気の違いが如実に表れているのも特徴的だ。前作『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』では叙情的な雰囲気が美しく、作中の空気感をしっかりと作り込んでいるのに対し、続編にあたる本作は大きな音や不意の画面パンなどで恐怖を演出することが多く、より現代的なホラー演出がなされている。
ラストシーンも双方がまったく違った余韻を残すものとなっており、『亡霊の館』では悲劇的でありながらもどこか清らかな雰囲気さえ感じられる展開に、本作では、「平和な日常に戻ったと見せかけて、実は解決していなかった」ことを匂わせるという、いわゆる引きの強いエンディングとなっている。

Dada_05042016
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@Dada_05042016

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