いつかの君に(韓国ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『いつかの君に』とは、Netflixにて2023年9月より放送が始まった台湾ドラマ『時をかける愛』のリメイク版で、時空を超えたロマンスファンタジー。恋人ヨンジュンの死を受け入れられないジュニは、ある日手元に届いたソ・ジウォンの「涙を流して」という曲を聞きながら眠りに落ちる。目が覚めるとそこは1998年で、目の前にはヨンジュンそっくりの顔をしたシホンという高校生がいた。ジュニの顔と同じ顔をしたミンジュの身体に入ったジュニは、シホンを通してヨンジュンの影を追いかける。

カフェ27

チウォン(左)が営むカフェ。シホン(中央)とジュニ(右)

ミンジュの叔父が営むカフェ。かつてミンジュの身体に入ったジュニに「いつかカフェを開くからバリスタの勉強をして」と言われていた。2023年にジュニはこのカフェでシホンと再会する。

『いつかの君に』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

疲れて寝てしまったジュニの横で本心を打ち明けるシホン

芝生に寝転がり話すジュニ(画面左)とシホン(画面右)

第4話で、疲れて眠ってしまったジュニ(ミンジュ)を見つめてシホンが本心を伝えるシーン。シホンが病院でふいにジュニに抱きしめられたとき、本当は胸が締め付けられて泣きそうになったことを眠るジュニに向かってつぶやく。本当は伝えたいけど、なかなか伝えられない思いが爽やかな景色とともに美しい映像で表現されたシーン。

にわか雨が降る中駆けて行くジュニと彼女を見つめるシホン

にわか雨の中を駆けて行くジュニ

第6話の写生大会の日に、にわか雨が降って木立の中を笑顔で駆けて行くジュニ(ミンジュ)の姿が印象的なシーン。くったくなく笑うジュニに釘付けになり、「早く行こう!」とシホンを促して走っていく彼女を見て、シホンが自分の気持ちに気付く場面でもある。後にシホンは雨の中を走るジュニ(ミンジュ)の後ろ姿を絵に書いている。この絵は、2023年のジュニがヨンジュンとシホンの共通点を発見するきっかけとなる。

2人を繋ぐテープが燃え全てが消えるまで見つめ合う2人

海辺で見つめ合い、約束を交わすジュニ(画面左)とシホン(画面右)

最終話でミンジュの自殺を止められたことによって未来が変わり、最後のデートを海辺で楽しんでいた2人だが、テープが燃えはじめた途端お互い消え始めてしまう。ミンジュがインギュにお願いして燃やしたテープだが、海を背景に少しずつ消えゆく2人の姿が切ないシーン。「約束する。必ず見つける」と言って別れのキスを交わす。

『いつかの君に』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

台本を読んで出演を即決したアン・ヒョソプ

アン・ヒョソプは制作発表会にて「台本を読みながら何度も鳥肌が立ったのは初めてのことだった」と明かし、出演を即決したと話している。

演じる2人の性格が正反対で安心したチョン・ヨビン

作中、ジュニとミンジュという全く性格が異なる人物を見事演じたチョン・ヨビンは、インタビューで「2人の性格が違っていたよかった」と述べている。重なる雰囲気がなかったのでうまく演じ分けることができたそうだ。

ロウンの特別出演を制作陣に伝えたのはアン・ヒョソプ

今作品に特別出演をしている俳優のロウンだが、彼が出演するきっかけとなったのはアン・ヒョソプが制作陣にお願いをしたことがキッカケだったとインタビューの際に話している。ロウンとヒョソプは普段から親しい間柄であり、「いつか一緒に作品をやろう」と話していたため、この作品で共演が実現した。

『いつかの君に』の主題歌・挿入歌

挿入歌:NewJeans「Beautiful Restriction」

第5話でジュニ(ミンジュ)がバスケットで活躍している姿を見てシホンが見惚れるシーンなどで流れる。

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